ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

ティンティントン(TIN TIN TUN)のコンサート(2)

2008年04月06日 | イベント・行事
コンサート会場はMCC(MYANMAR CONVENTION CENTER)という所で、ここに来たのは初めてだった。
コンサート専用ではなく、多目的のホールである。

しかし、照明、音響、装置など最新鋭の物を使用していて、日本のコンサートと比べても遜色はなかった。

エアコンもガンガンに効いており、寒いくらいだった。

ただ、ダウンタウンから遠く離れている(空港に近い)し、バスも通っていないので、交通がとても不便なのが難点である。

今ステージで踊っているが、URANIUMというグループで、コンサートのバックダンサーとして引っ張りだこなのだ。

昨日発行のジャーナル誌によると、このグループをレンタルする場合は、半日で60万チャット(6万円)ということだった。

今年のティンジャン(水掛け祭り)の仮設ステージでも大活躍することだろう。

追記:ミャンマーのコンサートは写真撮影は自由です。ビデオ撮影は禁止。

ティンティントン(TIN TIN TUN)のコンサート(1)

2008年04月06日 | イベント・行事
いやあ、すごかったです。
本当に良かった!

ミャンマーでこれまでに見たコンサートの中では1番の出来だったと思う。
歌、踊り、バンドの演奏、音響、バックダンサー、照明、舞台装置、演出効果どれを取っても一流だった。

それだけに、チケット代2万チャット(日本で言えば2万円でしょうね)というのもすごかった。

彼女のコンサートはすごいという評判は以前から聞いていたが、ここまでやるとは思わなかった。

歌はロック系のポップで、アップテンポの曲が多いが、それを激しいダンスと共に歌うのだから大変だろう。

バックダンサーのURANIUMというグループも今、ミャンマーで売り出し中で、素晴らしい踊りだった。

午後6時開演の予定が、おきまりのミャンマータイムで、始まったのが7時半だった。
そして、終演は11時だった。
その間、だいたい30曲は歌ったと思う。

エンドラチョーズィン、イェーレー、トゥントゥン(特別出演)などミャンマー芸能界のスターたちも見ることができたし、大満足のコンサートでした。

ティンティントンさんは今年42歳となるそうだ。

この年になっても、体力とプロポーションを維持して、頑張っている彼女を見て、こっちも大きなパワーをもらった。

お金を貯めて、来年も見るぞ!と決意したのであった。

メータータクシーはどうなった?

2008年04月05日 | ミャンマーでの生活
最初は、2月末までに全タクシーにメーターをつけるということだった。

それが3月末までに延長された。

3月末までにメーターをつけなければ、天然ガスやガソリンを供給してもらえないことになっていた。

でも、今日現在メーターを取り付けているタクシーはごく僅かである。

しかも、メーターを取り付けているタクシーでも、メーターを動かしていないタクシーがほとんどで、「まだ部品が足りないから」「メーターが故障しているから」
「取り付けたが、うまく作動しないから」とか理由をつけて、メーターを動かそうとしない。

「メーターを取り付けなければならないのは天然ガス車だけで、ガソリン車は必要ない。」とか、「つけるかつけないかは自由だ」とか言い出す運転手もいて、一体どうなっているんだろう。

そういえば、衛星放送の受信料が100万チャットになるという話もどうなってしまったのだろう。まだ、結論が出ないままである。

メータータクシーも衛星放送もうやむやになってしまいそうな雲行きである。

利用者からすれば、メータータクシーは是非、実現してほしい。

ヤンゴン空港のあの雲助タクシーをなんとか全滅させてほしいから!

速報!バダウ咲く(3)

2008年04月05日 | イベント・行事
昨日咲いたバダウの花は今日、ほとんど散ってしまいました。

バダウの木の下はご覧のように黄色の絨毯になっています。

今も黄色い雪が降っているかのように、バダウの花が散っています。

木の下でミルクティーを飲んでいる人たちの頭は黄色くなっています。(笑)

花びらを拾って集めている子供たちもいました。

速報!バダウ咲く(2)

2008年04月04日 | イベント・行事
自宅マンション7階から撮ったバダウの花です。

ブログタイトルのサクラの花との競演は素晴らしいと思いませんか?

日本を代表するサクラと、ミャンマーを代表するバダウの花。

今、どちらも満開ですね。

自分の娘二人にも、サクラとバダウの名前をつけました。

サクラちゃんは、色白で頬が少しピンクに、バダウちゃんは、少し浅黒くなりました。(笑)

速報!バダウ咲く(1)

2008年04月04日 | イベント・行事
今朝、外はまだ真っ暗な4時ごろから甘~い香りが漂ってきました。
間違いなくバダウの花だとわかりました。

ついに待望のバダウの花が咲きました。

今朝、学校までの道の途中、バダウの花を髪飾りにした女の子たちをたくさん見かけました。

バダウの花を車内芳香剤として置いている車もあります。

街中、バダウの香りでいっぱいです。

でも、夕方には散ってしまう、本当にはかない花です。


KIMONOロンジー

2008年04月04日 | ミャンマーでの生活
ある用事があって、KIMONOロンジー屋さんに行った。
KIMONOという言葉は、ミャンマー語の中にも浸透している。
といっても、日本での一般的な着物という意味ではない。

戦時中、ビルマ戦線を生き抜いた元日本兵のマスダさんという人が、帰還後「マスダふとん店」を東京の渋谷で始められた。

マスダさんはふとんの裏地を利用して、女性用のロンジーの生地を作ることを思いついた。

そのロンジーの生地がKIMONOロンジーと呼ばれるようになり、ミャンマーで大ヒットとなった。
(正確には「ふとんロンジー」なんだろうけど。)

それは私が大学3年生の1983年のことだった。

旅行でミャンマー(当時はビルマ)へ行くので、お土産として一番喜ばれるのは何かと、ミャンマー人の先生に伺ったところ、このKIMONOロンジーの生地が良いということを知り、早速、渋谷のマスダふとん店を尋ねて行った。

その頃は、まだミャンマーの人たちにも知られておらず、プレゼントとしてあげると、とても喜ばれたのを思い出した。

そのときは、こんなにヒットするとは思っていなかった。

もし、当時、大学を中退してマスダさんと一緒に「KIMONOロンジー輸出ビジネス」を始めていたら、今は大金持ちになっていただろう。

追記:マスダさんは、2005年に亡くなられた。

パパイヤサラダ

2008年04月03日 | レストラン・食べ物情報
おいしそうでしょう?

パパイヤサラダは、まだ熟れていない青いパパイヤの実を千切りにして、干し海老などをトッピングし甘辛のたれで味付け供される。

これはミャンマーの伝統的な料理ではなく、たぶんタイから入った来たものだろう。

今はこのパパイヤサラダがミャンマー人の間でも大人気になっている。

ミャンマーには他にもまだ熟れていない果物の実を利用した食べ物が結構たくさんある。

今はマンゴーのまだ熟れていない実を、薄くスライスしたものを食事のとき、口直しとして食べている。

初めは、なんでこんな酸っぱいものを食べるのかと思っていたが、慣れてくると病みつきになってしまった。

それから、ペインネーディー(スターフルーツ)のまだ熟れていない実を、豚肉と一緒に煮込んで食べる料理もおいしい。

うちのカミさんは田舎人なので、エヤーワディ管区の田舎から見慣れない野菜や果物が次々と届けられてくる。

「こんなものはヤンゴンの人は知らないよ」とよく自慢している。

国際ビジネス郵便で発送

2008年04月02日 | 日本語学校
ミャンマーにも国際ビジネス郵便(EMS)のサービスがある。
場所は空港に向かうピー通りと街路樹がきれいなウーウィザー通りが交わるロータリー近くにある。

確か、ミャンマーのEMSは2、3年前に始まったばかりで歴史は大変浅いのである。

このサービスは郵便局がやっているはずだが、ミャンマーでは半官半民の会社がやっている。
だから、ダウンタウンの中央郵便局では取り扱っていない。

ここの建物は元通信省で、とても立派な建物である。
建物も立派だが、EMSの送料も立派な値段なのだ。

昨日は大切な書類を送るためにEMSを使った。
書類自体は薄っぺらいものだが、日本まで最低22ドル(2200円)もかかる。

日本から発送する場合は900円だから、2倍半も高い。

でも、大切な書類だから確実に早く届くEMSを使うしかない。

以前は米系のDHLしかなかったときがあった。
そのときは最低料金が40ドル(4000円)だった。

当時に比べると安くなってよかったが、まだまだ割高感がある。

そういえば、日本への国際電話も1分約3ドル(300円)だから、日本発信に比べるとかなり高い。(11年前は1分6ドルだった。)

もっと通信代が安くなってほしい。

海外脱出組

2008年04月01日 | ミャンマーでの生活
最近、新聞などの広告に、タイのパッケージツアーの広告が出るようになった。
5泊6日で490ドルという。

バンコク、パタヤ海岸、アユタヤなどの観光と食事がついているそうだ。
日本人の感覚から言うと、あまり安くないなという感じである。

ミャンマーでは旅行会社が小規模なために、旅行会社が主催するツアーはなく、全て航空会社が催行するツアーばかりだ。

パスポートも誰でも取りやすくなったし、最近のドル安チャット高もあって、この水掛け祭りの長期休暇中に海外に脱出するミャンマー人がかなり多いのではないかと思う。

行き先のトップはやはりタイ、次いでシンガポール、マレーシア、中国、台湾、インドなどだろう。

11年前にミャンマーに来たときは、ミャンマー人が海外旅行に行くなど夢のような話だったが、今はそうでもなくなってきた。
それだけ豊かになった人が多くなったということか。

ただ、日本にツアーに行くというのはまだ聞いたことがない。

在ヤンゴンの日本人たちも、この時期日本に帰省したり第三国を旅行する人が多い。

今年の水掛け祭りは日本に帰れなくなったので、長い休みをどう過ごすか、頭が痛い問題である。

今の一番の関心事は休み中に電気が来るのかどうかということだ。
もし、電気があるなら自宅で過ごし、電気が来ないのなら、どこかのホテルに避難しようと画策している。

この時期は交通費も高くなるし、どこへ行っても人だらけなので、旅行はしないことにした。

レストランや店もほとんど休業するし、物価は高くなるしで水掛け祭りといっても、不便なことのほうが多いのだ。

(写真は記事とは関係ありませんが、ミャンマーで一番有名な旅行社「SUN FAR TRAVEL」です。最近、場所が少し移動しました。)