ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

これは「地下送金」じゃないの?

2008年12月03日 | ミャンマーでの生活
ネットの記事から、引用↓

http://mainichi.jp/select/world/news/20081203k0000m030100000c.html?inb=yt

タイ:空港足止め…日本人「世話役」も登場

(中略)

予定外の長期滞在に手持ちの現金が底を突く若者も出た。日本の旅行会社「エイチ・アイ・エス」バンコク支店は、日本で家族から入金してもらい、バンコクでその分を現金で支払うサービスを開始し、2日までに約20人が利用した。

(引用終わり)

これって、いわゆる「地下送金」そのものでしょ?

日本の法律では「地下送金」は違法で罰則もあるのに、こんなに堂々とやってもいいのでしょうか。

日本の法律でどのような場合が違法に当たるのか、よくわからない。

今回の場合は、旅行会社がタイで困っている日本人旅行客のために善意でやっていることは理解できるが、法律は法律である。

東京にあるミャンマー雑貨店は同じような方法で「地下送金」をやっている。

これも東京にいるミャンマー人の便宜を図るために利益を取らずに善意でやっているのだが、ときどき違法送金の疑いで警察に捕まっている。

もし、自分が日本に住んでいるミャンマー人の友人のために同じようなことをしたら、それは違法となるのであろうか。

逆の場合もある。

例えば、日本の学校の授業料100万円を振り込むためにミャンマーで現地通貨を受け取り、日本で国内振込みする場合はどうなるのだろうか。

「地下送金」をしたからといって、誰も迷惑を受けるわけではない。
迷惑どころか、大変感謝されるに決まっている。

世の中の人のために役に立つことがなぜ違法になるのか、法律というのはよくわからない。

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