昨日の2月12日は連邦記念日ということでお休みだった。
毎朝4時起きの生活だが、昨日だけは特別に7時起きでたっぷりと睡眠をとった。
午後、家族揃って猛暑の中をガバーエー(世界平和)パゴダの境内にある池まで行って、魚たちに餌をやった。
世界平和パゴダには以前に何回か来たことがあったが、そのずっと奥にこんな大きな池があるとは知らなかった。
池の中には大きな鯉、フナ、ガダンと呼ばれるナマズ系の大きな魚がうようよ泳いでいる。
散策するにはとても良い場所である。
この池の正式な名称は「ダゴンティリー・マハー・ベーメ・カンドージー」というが、こんな覚えにくい名前を使う人はいなく、一般の人には「魚の餌付けをする池」としか呼ばれていない。
主なパゴダにはこのような池が付属していることが多いようで、ここで仏教的な功徳を施すことができるようになっている。
功徳とは生き物に餌をやること、そして捕まっている魚を逃がしてやること。
このような行動をすることにより、功徳を積むことになり来世でよいことが起こり幸せになると信じられている。
私たちの家族はキリスト教だから、そのような功徳とはあまり関係ないが、子どもたちが魚たちに餌をやって大喜びだった。
魚の餌専用に作られた菓子より、人間様が食べるコッペパンのほうが魚たちが大好きで、大きなコッピパンをそのまま投げ込むと大きな魚たちが一斉に集まって、大きな口を開けるとわずか3口で全部平らげてしまった。
いっそのこと釣堀りにして、釣った魚を一匹いくらかで売ってしまえばよいと思うのだが、ここはミャンマー。
そのような殺生を助長する不謹慎なことはできません。
2月に入って急に暑くなり、午後2時という一日で一番暑い時間をここで過ごしたが、久しぶりに家族で楽しいひとときだった。