ミャンマー・日本語学校ブログ

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ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

懐かしのインヤーレイクホテル(1)

2008年01月30日 | ホテル情報
25年前の1983年3月、初めてヤンゴン(当時はラングーン)に到着した。
ヤンゴンで最初に泊まったホテルがインヤーレイクホテルなのである。
(写真は現在のもの)

1970年代に旧ソ連の援助によって建設されたホテルで、当時では最も豪華なホテルだった。
しかし当時は国営ということもあって、サービスはひどいものだった。

まず部屋の鍵がかからない。
従業員がノックもせずに平気で入ってきて、「何か手伝いましょうか?」と聞いてくる。

バスタプにお湯を入れようとしたら、黒くて砂まじりの水が出てきた。
結局、お湯が出ることはなかった。

天井にはたくさんのヤモリ君がいて、「ケッケー」と大きな声で泣いている。

エアコンも音だけ「ゴー」とやかましく、ほとんど冷気が出ていなかった。
うるさいのでスイッチを切った。

まどのカーテンにはカビが生えていた。

到着したのが夜でお腹がすいたので、ホテルの食堂で食べることにした。
1階のロビーの奥が食堂になっているのだが、薄暗くてだだっ広いスペースに誰もいなかった。
奥からウエイターらしき男性が出てきたので、メニューを持ってくるように頼んだ。

ウエイターの最初の一言が
「あまりお勧めできないけど、食べますか。」だった。

注文して料理が出てくるまで30分かかった。
注文したのはミャンマー風鶏肉カレーだったが、あのまずさは半端ではなかった。
料理と一緒に出てきたパンも固くてまずくて食べられなかった。
デザートのバナナも黒く萎びていた。

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