ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

医者と芸能活動を両立

2008年08月20日 | ミャンマーでの生活

写真のチットゥウエーさんは女優でもあり、歌手でもあり、さらに本業は医者というから本当にすごい。
彼女のインタビュー記事を読んだが、なかなかの勝気な娘さんである。

ついこの間まで医学生だと思っていたが、今日の雑誌のタイトルには「ドクター・チットゥウエー」となっていた。

もう一人、歌手と医者の仕事を両立させているのは「ドクター・ピューピューチョーテイン」さん。
こちらは、自分が日曜日に通っている教会の聖歌隊のメンバーで、デビュー前もよく教会で歌を聞かせてもらった。

ミャンマーでは高校卒業試験(=大学入学資格試験)の点数で行ける大学と専門分野が決まってしまうが、最高ランクはなんといっても医学コース。
医学コースに入れる人は正真正銘のエリートなのである。

写真のチットゥウエーさんも、なかなか可愛らしく聡明な感じを受ける。

ところで、最近、医学生を途中で辞めて、日本に留学したいと相談にやってくる男子の医大生が二人ほどいた。

話を聞いてみると、医大の1年生では講義ばかりだったので問題はなかったが、2年生から採血などの実習があって、人間の血を見ると気分が悪くなってしまうのだそうだ。
血を見ることがどうしても耐えることができず、とうとう退学してしまったのだとか。
(これは明らかに医者不適格なので退学してよかったと思う。)

しかし、どうにも勿体ない話である。
国内には医者を目指して猛勉強したが、点数が足りずに医大に入れなかった若者が何万人といるはずなのだから。

興味深いのは、相談に来るのはみな男の子たちばかりであること。
やっぱり男という生き物は根が優しいからなのか、それとも単に気が弱いだけなのか.....
それに引きかえ、女性たちは血を見るのは平気らしい。

そういえば......

小学校の理科の実験のとき、生きているフナを解剖することがあった。
初めは男子が勢いがあったが、いざ解剖が始まると、男子たち(自分も含む)は魚が可哀想になって、解剖するのが怖くなって逃げ出してしまったが、一方で女子たちは嬉しそうにメスで魚を解剖しながらキャッキャッはしゃいでいた。
そのときの記憶がまだ鮮明に残っている。

あれから「女子ってなんて残酷な人たちなんだろう....」と女子に対する意識が変わってしまった。

うちのカミさんもホラー映画大好きで、人が首を刺されて血潮が飛び散るのを見るのが好きなのだ。

家でホラー映画が始まると、自分は書斎に閉じこもっている。

自分はどちらかというと子犬物語など子ども向けの映画やロマンチックな恋愛ものが好きというから、カミさんと全然趣味が合っていない。

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