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昨日(1月10日)発行のVOICEジャーナル誌より引用。
1月2日午前11時頃、ヤンゴンから保養に来ていたミャンマー人男性(21歳)がグエサウン海岸で溺死した。
ミャンマートレジャーホテル前の海で浮き輪(タイヤのチューブ)を使って水遊びしていたとき、浮き輪からちょっと目を離した隙に浮き輪が沖に向かって流されているのに気づいて、慌てて追いかけようとしたが、本人も沖合いに向かう潮の流れに巻き込まれた。
必死に海岸に泳ごうとしたが、どんどん沖に流され、海水にもまれ溺れしてしまった。
ミャンマートレジャーホテルの従業員二人が溺れている男性を助けようと試みたところ、オリンピックホテル前の沖合いで救助し、同12時頃、BAY OF BENGALホテルに常駐している医者のもとへ搬送したが、既に死亡していた。
(引用終わり)
私もグエサウン海岸に2回行ったことがあるが、ホテルの人に「引き潮(離岸流)があるから気をつけるように」と言われた。
沖で泳いだ後、岸に帰ろうとしたが、なかなか岸にたどり着かなかったのを覚えている。
グエサウン海岸では明らかに離岸流が発生するようだ。
もし離岸流に巻き込まれると、どんなに頑張って泳いでも岸に戻ることはできない。
(オリンピック選手でも無理だそうだ。)
この溺れた男性は浮き輪を使っていたことから、金づちだったと思われるが、金づちの人が離岸流に巻き込まれると、もうどうしようもない。
もし、巻き込まれたら、海岸に向かって泳がないで、海岸に平行に泳ぐと良いと言われている。
そうすれば離岸流から抜け出すことができる。
グエサウン海岸と並んで人気があるチャウンダー海岸も沖合いに潮の流れがあるから、注意が必要だ。
チャウンダーでは砂浜から海を見ると右から左に潮の流れがある。
自分もこの流れに流されたことがあるが、なんとか岸にたどり着くことができた。
グエサウン海岸もチャウンダー海岸も遠浅で穏やかな海であるが、絶対に油断してはならない危険な海なのである。
この二つの海岸に泳ぎに行く人はくれぐれも注意してください。