旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

今年最後の・・・・・・・・エゾイトトンボ/終齢幼虫

2011年12月29日 | ヤゴ(幼虫)
これで、今年は最後のブログ更新となりました。この一年間、当ブログを覗いて頂いた方々には本当に感謝です!皆様、良いお年をお迎え下さい。そして、来年も宜しくお願い致します。

エゾイトトンボは道内では最も普通に見られるイトトンボの仲間ですが、イトトンボの幼虫はどれも皆同じ様な体型をしていますので、慣れなければほとんど見分けがつきません。イトトンボ科の仲間の同定は、主に尾鰓(びさい)と呼ばれる腹端部にある3枚の鰓の形状や模様で行いますが、本種の尾鰓には明瞭な中央分節があり、この有無で混棲するルリイトトンボやオゼイトトンボと見分けます。
コメント (2)
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コシボソヤンマ/擬死

2011年12月29日 | ヤゴ(幼虫)
どうです!?この見事なイナバウアーっぷりは(笑)。ここまで反り返ることにどんな意味があるのか良く分かりませんが、手足をギュっと折りたたんで完全に固まっていますね。本種はこのような状態で、時には数分間も死んだふりを決めこみます。
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コシボソヤンマ/終齢幼虫

2011年12月29日 | ヤゴ(幼虫)
やけにトゲトゲしい容姿のヤゴで、捕らえると体を反らして「死んだふり」をします。流水性のヤゴでものにしがみつく力が強く、流木や岸辺に生える植物の根際などに掴まって生活しています。ミルンヤンマの幼虫とも良く似ていますが本種は一回り大きく、より棘の突出が目立ちます。
ヤゴ:北海道トンボ研究会TONE氏提供
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