1頭見つかると、その周辺から別個体が次々に見つかります。ここで面白いことに気付いたのですが、♂個体の見つかるエリアと♀が集中して見られるエリアがはっきりと分かれていました。恐らく♀は♂を避けて(交尾を嫌って)、少し距離をおいた場所に移動するためだと考えられます。
ハエの仲間を捕えた老熟♂。がっちりと前脚で羽交い締めにして、捕えた獲物が逃げられないようにしています。それにしても、サナエ科の仲間は大食漢の種が多いですね。1日にいったいどれ位の量を食べるのでしょうか?
続いて昨年ホンサナエを見つけた林道へ入ってみることにしました。林道上では多数の未熟オニヤンマが摂食飛翔しており、エゾトンボ、コエゾトンボ、タカネトンボも複数見られました。オオトラフトンボも飛んでいましたね。そして、時折コヤマトンボが高速で目の前を横切っていきます。