ナゴヤサナエの羽化-その2

上陸幼虫


ナゴヤサナエ♀羽化


ナゴヤサナエ♂　処女飛行直前

結局、この日は通常の羽化時間帯とは2時間ほどのズレが生じ、正午を過ぎてから羽化する個体もいました。
前述した通り、太陽が出始めると同時に多くの個体が上陸し、一気に羽化したという印象です。
そして、羽化していたのはほとんどが♂個体で、♀の羽化個体は1頭のみの確認でした。

ナゴヤサナエの羽化-その1

午前８時前、現地に着くと分厚い雲に覆われ、時折霧雨がパラつく状況でした。本種の羽化は午前8時～10時頃が狙い目とのことでしたが、上陸幼虫すら見当たりません。
今年も駄目かと半ば諦めかけていたのですが、10時過ぎ辺りから太陽が出始めると次々に羽化個体を発見。
どうやら太陽の出現が羽化に大きく関わっているようでした。（曇っていても羽化はしますが、少ない）


ナゴヤサナエ♂羽化


ナゴヤサナエ♂羽化


ナゴヤサナエ♂羽化


ナゴヤサナエ♂羽化


ナゴヤサナエ♂羽化（上と同一個体）

コサナエ

成熟♂


成熟♂　縄張り


成熟♀　産卵

モイワサナエ

モイワサナエ未熟♂

モイワサナエも今が羽化のピークのようで、未熟個体や羽化個体を見ることが出来ました。

モイワサナエ交尾

北海道では極普通に見られるモイワサナエ。しかし、実は本種の交尾写真を今まで一度も撮影したことがなく、いずれはと思っていましたが今日やっと撮影することができました。背景がもっとすっきりしていれば尚良しということになりますが、またいずれということに。

コサナエ交尾

なかなか画になる場所に静止してくれたのでパチリ。コサナエは来週あたりには最盛期を迎えることでしょう。

コメント

 

 

 

 

• 
• 
• 
• 

コサナエ産卵

本日は成熟したコサナエも沢山見ることができました。♀も多数産卵に訪れていましたが、すぐに♂に見つかってしまい連れ去られてしまうので、撮影には苦労しました。

当麻町のサラサヤンマ調査～コオニヤンマ未熟♀

コオニヤンマはこの林道では初観察です。きっと何処かに発生場所があるのだと思われます。本種は未熟期のほとんどを樹上で過ごすようで、未熟個体はあまり見かけることがありません。

コサナエ異常連結♂-♂

コサナエ属に多く見られる異常連結。♀を伴う３連結はよく見かけますが、♂同士による異常連結は今回初めて観察しました。連結された方はかなり迷惑そうでしたね。笑

コサナエ交尾・産卵

交尾


産卵-1


産卵-2

交尾・産卵もあちこちで見られました。今年はカラカネトンボ、カオジロトンボよりも個体数が多いと感じましたが、時期的なものでしょうか。

コサナエ成熟♂

コサナエは成熟成虫が沢山水辺に戻ってきました。岸際に沿ってあちこちで♂同士の小競り合いが見られました。

モイワサナエ羽化

羽化する♀個体


♂テネラル

モイワサナエは今が羽化のピークとなっています。短時間の間に多くの個体が一斉に羽化していました。

コサナエ

♂テネラル個体

コサナエ羽化

先ずはコサナエ。沢山羽化していました。これはぱっと見、分かりずらい写真ですね。中央からやや右側、正面向いてます。


羽化した♂個体


テネラル。♀個体

コサナエ羽化