German Vintage Modules

ドイツ等のビンテージ業務用録音機材紹介、ラッキング、モディファイなど。

Solders - ハンダ

2008-12-03 05:23:43 | Metal work
MIXA IMAGE LIBRARY Vol.7 天然の意匠MIXA IMAGE LIBRARY Vol.7 天然の意匠
価格:¥ 10,500(税込)
発売日:1995-04-04



Soldersこの所、ラッキング作業が立て込んでいて、いつも使用しているハンダが残り少なくなったので久しぶりに注文しました。ケーブルで有名なCardasは以前から使用しているQuadeutecticと今回試しに入手したLead FreeのTrieutectic、Wonder Solderは鉛入りのRohsではないタイプです。Wonder Solderの成分は『鉛が入っている』事しか公表されていないので詳しい成分は解りませんが、CardasはTin / Lead / Silver/ Copperの4種類で Quadeutectic、その成分から鉛が除かれてTrieutecticのようです。1 lbスプールですので、これだけあればしばらくは安心して作業出来ます。(以前、作業の途中でなくなってしまったので急遽オークションで調達したのですが国内では取り扱いがないためか結構高いんです。。。細い銀を溶かして付けている感じでXLRのメス側なんかは泣けて来ます。)

Lead Freeのハンダは健康にも環境にも良いのですが、溶解温度が少々高くなったり、艶が出なかったりと言われてますが、Cardasに関してはそれほど作業性の差は感じませんでした。音質が良好?と噂されるVintageハンダと呼ばれるものの中には『たっぷりの鉛』が含まれているタイプが結構ありますが音質は鉛の有無で変わるのでしょうか?QuadeutecticとTrieutecticを同じような条件で試聴してみましたが全く違いは感じません。ハンダの1~2ヶ所で劇的に変わる方が問題ですが、ラック全体をホームセンターで売っているようなハンダで仕上げた物と比べるとかなり劇的に違った事からこの2社のメーカーに落ち着きました。

鉛というより素材金属の質が大きく関わっている気がします。ハンダもそうですが、ケーブルもトランスも金属が関わるものは昔の素材の方が優れていると思います。精製技術などは昔と比べ物にならないくらい現在の方が発達していると思いますが採掘される鉱物の質なのでしょうか? 資源は有限だな~と、、、これからは健康(注意書きには触ったら手を洗え!と激しく書かれています)と環境のためにLead Free化して行こうと思いますが、どうしても『鉛入りハンダ』にこだわる方は、その旨お知らせ下さい。寒さに負けず換気を良くして作業します。


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