マトリックス リローデッド 価格:¥ 3,129(税込) 発売日:2003-05-21 |
Übernahmeverstärkerってドイツ語の解らない私には??なんですが、唯一頼りになるwab翻訳でどうにか分解して調べて行くと『Assumption amplifier - 仮想アンプ』それって何に使用するのでしょうか???
本来の用途は今ひとつ解明出来ていませんが『実際に使用してみて良ければ気にしない』それをポリシーにどんどん進んで行きます。そもそも『先進的』な事なんて『間違い』から始まっている事が多いような気がしますので自分の価値観をしっかり持って『埋もれている良品』をこれからも紹介して行こうと思っています。
このアンプがきっかけで素晴らしいwebをご紹介頂きました。
German Vintage Loudspeakers - ドイツ黄金期の名品達
こちらは私とは対極の『有名なklangfilm研究家』の方が書かれているサイトで『正確な情報』が盛り沢山です。Archive欄にリンクさせて頂きましたのでVintage German物に興味のある方は是非ご覧下さい。
データからすると600Ω伝送を主たる目的とした、In/Out共にRFZオリジナルトランスによるバランス仕様のアンプです。ー10~+40dBのゲインがあり、マイクの接続もインピーダンスに留意すれば可能です。ラインアンプとして使用する場合(特に600Ω系)は抜群のパフォーマンスを発揮します。フロントパネルはV781同様、ゲインスイッチと微調整トリムのみのシンプルな構成で、その他にハンドルを使用してコンソールから引き抜くための穴がありますが、フォーンジャック用ではありません。
V781が1モジュールでステレオなのに対して、こちらはモノで約2倍のスペースにRFZオリジナルトランスを入出力共に備えた余裕のある設計となっています。回路的にはV781とは少々異なり+24Vdcでも動作可能ですが、GNDポイントを良く検討した結果V781同様マイナス電源で使用した方が音質も良好です。ピンアウトはこちらです。コネクターはV76用Tuchel 12 pinに良く似たタイプの8 pinです。
トランスと言えばVintage NEVEに使用されていたMarinairが有名ですが、このRFZのVintageトランスもそれに負けず劣らず優秀です。1:1のO/Pトランスは通すだけで『太く密度の高い』音質に変わりますので機会がありましたら是非お試し下さい。