徒然なる日記

映画、音楽、本からテレビやCMを含めた広告全般の話まで。好き勝手に綴っていきまーす。

会社説明会の価値

2005年09月01日 | 仕事

来年入社の内定者たちとランチ。
色々話を聞いた。

会社説明会ってのは本当に会社の性格を表すみたいです。
多いのは、結構プロジェクターなんかを使って、「うちの会社はこれからこんな風に伸びます!」
みたいなのが多いようです。
しかし、学生にとってはあまり刺さらない、というのが本音なのだと。
要は広告みたいなもんなんでしょうね。
「いいことしか言ってないから、本当のところは分からない」という感じでしょうか。
そういう説明会に出るたびに、「あー交通費が無駄だった・・・」と思うらしい。
怖いなぁ。

やはり本音で語る方が刺さるんでしょうね。
うちの会社の場合、そういう意味では型破りかも。
「僕は人事部じゃないから、良いことを宣伝して入ってもらおうと思わない。極端な話、採用はゼロでも構わん。」と前置き。
「残業がない?そんな会社あるわけないやん!仕事は死ぬほど厳しいよ。徹夜もあるかもしれん。けど、やりたいことができる会社だ。役職関係なくプロジェクトリーダーになって新規事業を進めることもできる。お役所的な雰囲気はない。しかし、逆に意思がない人間はついていけない。だって全て作り出していかないと何もないし、稼げないよ。」
というような話をしている。

・お客さんはいる
・知名度もそこそこある
・あとは何もない

そんな説明ですね。
昨年とは打ってかわってそんな話をすると、逆に学生は興味を持ってくれたみたい。
まー、嘘ついて入ってもらっても、結局現実とギャップがあると辞めるもんね。
そういう意味では奏功したかも。

学生の期待にこたえられるように僕も頑張らないとなー、と思ったひと時でした。