思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

「第3回 彩の国カレーなる闘い」で過半数

2017-05-15 23:59:59 | カレー
7日(日)、昨年の初回から気になっていた川越で開催の「彩の国カレーなる闘い」へ、3回目の開催でようやく初めて行ってきた。
そりゃあ地元で、しかも好物であるカレーの催しがあるとなればつい気になってしまうものだ。


ここ数年、川越駅前というと「時の鐘」近辺のちょっとした観光や「川越スカラ座」での映画鑑賞や野暮用などで駅の東口のほうばかり出かけていて、西口に出たのは数年ぶりだった。以前に埼玉県立図書館の分館があったあたりで(埼玉県立川越図書館の廃止からもう14年も経ったのね)、近年の再開発でできた「ウニクス川越」というのができたというのは聞き知っていたが今回初めて行き、予想よりもこぢんまりとしたショッピングモールだが、それでも普段の生活に必要なものはここだけですべて揃う感じで好感触の施設である。


1枚1000円のチケットで4店分のカレーを盛り付けできるが(写真は、白飯のチケットを切り離した状態)、最初に白飯をもらってからカレーのブースをまわるときに気付いたのは、鍋からよそうときに熱々の店もあり、そうなると薄いトレーを持つと手が熱くて、しかも自分と似たような、両手でトレーとチケットの残りを持ちながらブース近辺を不規則に徘徊するほかの来場客と接触しないように次のブースへ移動するのが意外に難しいという問題で(ブースをまわる順番は自由で順路が決まっているわけでもないので、来場客の移動は流動的)、これはタオルやハンカチの類いで掌に伝わる熱を食い止めるような賢い準備が食べる前から必要かも、と思った。


なんとか4店を巡って盛り付けを完成させるとこんな感じ。各店の盛り付けの最後の、食後の投票のために各ブースによる自店の番号入り丸シール貼りも意外に重要かもしれない。


投票箱。1人当たり金・銀の2票を投じることができるが、ゆるい催しなので投票箱の中身を随時チェックできるっちゃあできる。


ウニクス川越の2階から広場を見渡す。右手前と左奥に仮設の食事用の机・椅子が並んでいたが、14時頃まではまあまあ埋まっていた。それ以降は空いていた。


4店分だけでは物足りなかったので、ウニクス内を散歩して腹ごなしのあとに2巡目に臨んだ。これで2000円の出費で計8店分で、今回の全14店の出店の過半数を押さえることができて、なんとなく達成感はあった。結果的に投票券も4枚分で、それぞれ別の店に投票した。
今後の開催は早めにチェックして、全店分を食べることができてかなりお得な前売り2800円のプレミアムチケットも試してみたい。


16時の終了直後の撤収の様子も観察した。普段から同規模の物産市のようなイベントに慣れている広場のためか、テントも机・椅子も設置・解体しやすいようにその作業がシステム化されていた印象。民間のイベント関連業者が介入するほどでもない小規模の催しなので、作業は予想以上にスムーズだった。


催し全体を知るために、表彰式も眺めた。16時30分開始予定から少し遅れたけど。ここでは会場に居るのはほぼ関係者で、僕のような物好きな一般の来場客は10人程度だったような。


関係者による記念撮影。一般客も入ってよいと促されたが、なんか違うと思ったので端から眺めるだけにしておいた。
報道関係というか媒体取材のようなものはあったのかはわからないが、ケーブルテレビのカメラは1台入っていた。この催しに身近な立場のインターネット関連の情報では、「川越 水先案内板」にも当日の報告がある。公式サイトにもある過去の「米騒動」の件は全体の売り上げにもかかわることなので、解消されて良かったね。
今後も、各地の「B級グルメ王決定戦」的な、とにかく目立つことが主目的である意味、地域対抗販売会のような催しのように、大手の媒体取材が入ることによって出店時に客が殺到してパンクしたりするのも困るので、今回のようなゆるい雰囲気のままの地域密着型の開催が続いてほしいと率直に思った。


表彰式のあとに撤収が完了した広場。たまたまこの日は16時以降に雲行きが怪しくなり、17時すぎにこの写真を撮った5分後から雨が降りだす夕立に。開催中は降らなくてよかった。
屋外の催しは晴れているほうが和む。第3回は当初は3月の開催予定だったらしいが、個人的にようやく花粉症が終わった(ような気がする)5月の開催で正解だと思う。マスクなしで外を出歩くことができる時期のほうがより楽しいに決まっている。


ちなみに、今回の全14店のうち以前から店名というか存在を知っていたのは「Jam3281」と「キッチンニューほしの」だけで、ほかの12店は今回初めて知った。意外に川越市外からの出店が多い(「Jam3281」も元々は川越よりもふじみ野のほうが本店ということも一応知っている)。最近の極私的カレー店巡りおよびカレー情報収集は地元の埼玉県内が疎かになっていたことを改めて痛感し、今年からというか今月から、地元にももっと目を向けようと反省する機会にもなった。
とりあえず年内に、今回の出店で出合った店のひとつに行こうと検討している。


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