goo blog サービス終了のお知らせ 

温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬) 精子と栄養を含んだ精包!

2022年11月14日 | 昆虫
① ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)のオスを見つけました。

② 立派な産卵管を持ったヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)のメスも見つけました。

③ 別の場所で、水晶の玉のような綺麗な「精包」をつけたメスがいました。

④ 裏から見てみると2個の精包が付いています。
 この「精包」には、「精子」とともに「栄養」がたっぷり入っています。

⑤ メスが、この栄養の詰まった精包を食べている間に精子が移動し、受精が行われます。

 交尾は、まずオスが翅を上げて腹部を下げます。
 そして、メスがオスの上に乗って「精包」を受け取ります。
 この交尾の方法は、キリギリスやコオロギの仲間は、みな同じです。


コカマキリ(小蟷螂)、ハラビロカマキリ(腹広蟷螂) 間もなく寿命を終える!

2022年11月13日 | 昆虫
① 午前中は太陽も顔を出していたのに、昼から予報通り久々の雨になりました。
 烏瓜が、オレンジ色に輝いていました。

② 種子を取り出して見ると、まるで「カマキリ(蟷螂)」の顔のようです。

③ コカマキリ(小蟷螂)が地面を這っていました。
 茶褐色の顔は、まさにカラスウリの種子ですねえ。

④ 桜の枝に「茶褐色」になったハラビロカマキリ(腹広蟷螂)の卵塊を見つけました。

⑤ 別の木で、産卵をして時間があまり経過していない「青白い」卵塊を見つけました。

⑥ その下には、間もなく寿命を終えようとしているハラビロカマキリ(腹広蟷螂)がいました。
 ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)の産卵の様子を、一部始終を見てみたいモノです。
 


オオスズメバチ(大雀蜂) 口移しで栄養交換!

2022年11月11日 | 昆虫
① オオスズメバチ(大雀蜂)が、樹液を舐めていました。
 オオスズメバチの舌は、樹液が舐めやすいよう「やすりのようにザラザラ」しています。

② しかし、気温が低いので樹液も白色の塊になっているのもあります。
 その白い樹液の塊をくわえていました。
 初めて見る姿です。

③ 後でやって来た働き蜂とキスを始めました。
 これは、口移しで栄養交換をしている行動です。

④ この時期に樹液が出ている樹は少ないので、長い間 樹液を舐めていました。

⑤ そこへ、樹液を求め成虫越冬する「アカタテハ」もやって来ました。
 しかし、気の強いオオスズメバチはアカタテハを樹液場所から追いやってしまいました。


キバラヘリカメムシ(黄腹縁亀虫) 青リンゴのような臭い!?

2022年11月10日 | 昆虫
① 里山で中国四川省を原産とする「シセントキワガキ(四川常盤柿)」が熟しているのを見つけました。
 人差し指大の小さな果実で、食べて見ると甘みがありました。
 落葉樹のロウヤガキにも似ていますが、これは常緑樹です。

② これは、4月に咲いていた花です。
 一般的なカキとは異なり「柄」にぶら下がってできます。
 花(実)には羽根のようなヘタがついています。

③ 近くの日当たりの良い場所に、キバラヘリカメムシ(黄腹縁亀虫)の幼虫を見つけました。

④ 「カメムシ(亀虫)」というと「臭い」と言うイメージが強いですが、キバラヘリカメムシ(黄腹縁亀虫)は「青リンゴのような臭い」がします。
 探して見ると成虫がいました!

⑤ そばの葉に成虫が越冬するために集まっていました。
 「キバラヘリカメムシ(黄腹縁亀虫)」の名前は、腹部が黄色であり、翅が細長く、腹部が幅広いため、上から見ると腹部側縁がはみ出していることに由来します。


オオアオイトトンボ(大青糸蜻蛉)、アキアカネ(秋茜) 寒さに強い蜻蛉!

2022年11月08日 | 昆虫
① 里山で輝くような紫色をした果実の「ムラサキシキブ(紫式部)」に出会いました。
 園芸品種の「コムラサキ」に比べると果実が少数ですが、野で出会うと嬉しくなります。

② 光沢の強い緑色をした美しい「オオアオイトトンボ(大青糸蜻蛉)」がいました。
 晩秋で気温も低下してきましたが、12月まで姿をみられる蜻蛉です。

③ 陽だまりでは、アキアカネ(秋茜)たちが元気に飛び交っていました。
 オスです。

④ メスです。
 
⑤ 交尾をしているアキアカネ(秋茜)もいました。
「暑さに弱く、寒さに強いアキアカネ」・・・私のようです。


温泉ドラえもんのブログ

蝶蜻蛉

温泉ドラえもんのブログ

チョウトンボ