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温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬) オスとメス!

2022年11月07日 | 昆虫
① 花壇で「ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)」をみつけました。

② クダマキモドキには、「里クダマキモドキ」や「山クダマキモドキ」がいます。
 「ヒメ(姫)」とあるのは、それらに比べ小さいという意味です。

③ 南方系の昆虫ですが、地球温暖化によって勢力を広げています。
 今日は、3匹見つけました。

④ つまんで交尾器を見てみました。
 つまむときに脚が2本取れてしまいましたが、交尾器から「オス」だというコトが分かります。

⑤ これは、3年前に写した「メス」です。
 ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)の、産卵管は、里クダマキモドキや山クダマキモドキと比べると、まるで「剣」のように幅が狭くて長いのが特徴です。


クロスジオオシロヒメジャク(黒条大白姫尺蛾)、 ツマジロエダシャク(褄白枝尺蛾) 尺蛾2種!

2022年11月06日 | 昆虫
① 里山でつる性植物「サネカズラ(実葛)」の果実が生っていました。
 青い時期は、まるで高価な「シャインマスカット」を想起させます。

② 赤色に熟した魅力的なサネカズラ(実葛)です。
 サネカズラ(実葛)の別名「ビナンカズラ(美男葛)」は、枝をつぶすか樹皮を剥いで水に浸しておくとねばねばした液が出てきて昔それを整髪に用いたのが由来です。

③ 葉の上に特徴的な目玉模様の「クロスジオオシロヒメジャク(黒条大白姫尺蛾)」が2匹いました。

④ よく似たのに「ヒトツメオオシロヒメシャク」というのがいますが、丸紋と淡い黒色線が接しているかどうかで判別できます。

⑤ 別の場所で、ツマジロエダシャク(褄白枝尺蛾)が顔をのぞかせていました。
 どちらも、いわゆる「シャクガ(尺蛾)」で、幼虫は「尺取虫」です。


ウラギンシジミ 越冬体勢に入る!

2022年11月05日 | 昆虫
① 11月になっても暖かい日が続いていますが、朝夕は寒さを覚えます。
 ウラギンシジミが、葉裏で越冬体勢に入っていました。
 しかし、身を隠すには葉の幅が狭いですねえ。

② 気温が低いので動きが鈍く、枯れ葉に止まらせました。
 夏場では、絶対にできない芸当です。

③ 真正面から見ることもできました。

④ 気温が上がってくると、日光浴する姿も見られます。
 渋い茶色が素敵なメスです。

⑤ オレンジ色に輝くオスです。


成虫越冬の準備(キタキチョウ、キタテハ、クロコノマチョウ、クロウリハムシ)

2022年11月04日 | 昆虫
① ザクロ(柘榴)が爆ぜ、赤く透明な多汁性の果肉の粒が見えてきました。
 とは言っても、種子ばかりで食べる気はしませんがねえ。

② 今日も暖かい日で、成虫越冬する昆虫たちも活発に動いていました。
 キタキチョウは、色々な花で盛んに吸蜜していました。

③ キタテハは、夏の黄色から秋型の濃いオレンジ色になり、やはり吸蜜に夢中です。

④ クロコノマチョウは、やはり秋型になり、枯れ葉に紛れ込む翅になっていました。

⑤ クロウリハムシは、カラスウリの葉を一生懸命食べていました。


サトクダマキモドキ(里擬管巻)里に棲むクツワムシに似ているキリギリス!

2022年11月02日 | 昆虫
①公園のシュウメイギクが綺麗に咲いていました。
 我が家の庭にも植えてありますが、うまく定着しません。

② 樹の幹に綺麗な緑色をした「サトクダマキモドキ(里擬管巻)」がいました。
産卵管が見えないのでオスです。

③ クダマキ(管巻)は、クツワムシの別名です。
 つまり、サトクダマキモドキ(里擬管巻)とは、里に棲むクツワムシに似ているモノという意味です。

④ 越冬形態は、卵ですので、このオスも間もなく死んでしまいます。


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