温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬) 精子と栄養を含んだ精包!

2022年11月14日 | 昆虫
① ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)のオスを見つけました。

② 立派な産卵管を持ったヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)のメスも見つけました。

③ 別の場所で、水晶の玉のような綺麗な「精包」をつけたメスがいました。

④ 裏から見てみると2個の精包が付いています。
 この「精包」には、「精子」とともに「栄養」がたっぷり入っています。

⑤ メスが、この栄養の詰まった精包を食べている間に精子が移動し、受精が行われます。

 交尾は、まずオスが翅を上げて腹部を下げます。
 そして、メスがオスの上に乗って「精包」を受け取ります。
 この交尾の方法は、キリギリスやコオロギの仲間は、みな同じです。



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4 コメント

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Unknown (necydalis_major)
2022-11-14 20:03:55
だんちょう

こんばんは!

すごーい!
知りませんでした!
キリギリスの飼育をしていたことがあり
同じようなものがついていたのでなんだろうって思っていました😊😔
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ヒメクダマキモドキ (諦念おじさん)
2022-11-14 20:55:10
変わった交尾ですねえ。これ、交尾というのかなあ。コオロギの仲間も同じですか。「へ~」の連続です。
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だんちょうさんへ (温泉ドラえもん)
2022-11-15 15:14:25
 実は、私もヒメクダマキモドキの精包は、今回のように確認でいましたが、他のキリギリスやコオロギでは見たことがないので、一度写したいと思っています。
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諦念おじさんへ (温泉ドラえもん)
2022-11-15 15:15:19
 本当に「精包」というもので交尾するとは、面白い生態ですねえ。
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