青空ーすべてはバランス

青魚に含まれるEPA・DHA

青魚に含まれるEPAとDHAを比較してみました。EPAとDHAはエゴマ油やアマニ油と同じオメガ3です。

まず、EPAはエイコサ(イコサ)ペンタエン酸、DHAはドコサヘキサエン酸の略です。  魚類、特に青魚であるサバやイワシ、サンマなどの脂質に多く含まれる脂肪酸の一種です。

EPAを摂取することの効果は?
血栓を防ぐとともに血中のLDL(悪玉)コレステロール値を低下させる。血液をサラサラにすると言われる所以です。 脳梗塞、心筋梗塞などの予防、アレルギー反応を抑制するなどの作用があります。

DHAを摂取することの効果は?
脳神経系に高濃度で分布し、情報の伝達をスムーズにするほか、脳の発育や視力の向上に関与しています。

魚の可食部100gに含まれる量を調べてみました。
魚の種類       EPA        DHA
マグロ(トロ)    1.40g       3.20g
ブリ         0.94g       1.70g
サンマ        0.89g       1.70g
イワシ        1.20g       1.30g
カツオ        0.40g       0.97g
サバ         0.50g       0.70g

参照:文部科学省・日本食品標準成分表2015年版(七訂)から

マグロがダントツに多いですが、これは食物連鎖の過程で含有量が増加してくるようです。植物プランクトンを動物プランクトンが食べてそれを小さな魚が食べそれを大きな魚が食べる、その過程でEPAとDHAの含有量が増加するみたいです。しかし、完全にそうなっているとも言えないのがイワシの存在です。
イワシは小さい魚で、海の大きな魚や哺乳動物たちの最大のエサです。イワシがいなくなると海の生物の大半が死滅するような気もします。自然の摂理は海が黒くなるほどの大群で行動するイワシに他の生物を生かすための栄養を多く与えているのでしょうか?サンマも含有率が高いので不思議です。

不思議なことは他にもあります。青魚だけでなく、海の植物のわかめや昆布なども人の体に良い効果をもたらします。海の神秘。生物の起源の場所だから?ちょっと脱線しましたが、他の海の生物についても調べました。

タウリンとアスタキサンチンについても良い効果があるようです。
タウリンは?
たこ、いか、貝、えび、かに類などに多く含まれているアミノ酸の一種。 生活習慣病予防物質として注目されてます。高血圧の下降、血液中のコレステロールの低下などに効果があるようです。

アスタキサンチンは?
さけ、いくら、たい、えびなどの赤橙色の色素。ビタミンEを上回る抗酸化作用を持つことが明らかにされており、活性酸素の作用による諸疾患を抑制することなどが期待されています。

参照:平成11年度漁業白書から

このように海の生き物が人を救ってくれるのに、もうこれ以上海を汚すことを止めなければ、自分の首を絞めることになる!!!

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