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毛細血管の大切さを理解しよう!part2

酸素や栄養素を供給する毛細血管がゴースト化することにより、認知症や骨粗しょう症などの病気のリスクを高めることが分かってきています。カルシウムなど新しい骨の材料を届ける毛細血管がゴースト化すると骨粗しょう症につながります。

ところで、アルツハイマー病と言えばアミロイドβという言葉が出てくるけど、これは、脳内で作られたたんぱく質が分解されたもので、40個前後のアミノ酸からできています。分解される時の微妙な切れ目の差で、無害で排出されやすいものと、毒性が強く、たんぱく質同士が互いにくっついて脳に溜まりやすいものに分かれます。健康な人の脳にも存在するらしい。実は、毛細血管の別の役割として、アミロイドβの排出があり、通常アミロイドβは脳内のゴミとして分解されて排出されるんだけど・・・。

蓄積したアミロイドβは、脳細胞を死滅させると考えられています。記憶の主体である脳細胞が死滅すれば物忘れが起こります。また、アミロイドβは血管の壁に沈着することもあり、脳出血の原因となることもあります。

アルツハイマー病の脳では毛細血管の密度が正常な脳より29%少なかったという例もあります。毛細血管を元気に保つための方法としてNHKで以前に放送された内容を元に紹介しましょう。
(1)適度な運動(運動不足も運動のやりすぎもどちらも毛細血管にダメージを与える。)運動ではスキップを朝昼晩20回ずつ行う方法もある。
*スキップによる振動は、脳に運動をしているという信号を効率的に送ることができる。それを受けて脳が骨を作れ!という指令を出すのに役立つ。運動としては簡単で屋内でもできてかなり有効です。試してみては?
(2)マッサージ(皮膚表面をさするだけで充分)
(3)よく笑う(笑うと腹式呼吸になり、さらに自律神経が安定してストレスもほぐれる)
(4)良質な睡眠(時間的な問題ではなく、深くしっかり眠ること)。
(5)食品
シナモン、ルイボスティー、ヒハツなどが細胞レベルで効果があるようです。漢方薬のケイヒに含まれる成分、ハスの実茶もいいらしい。いづれも適度の量です。
普段の食事についてはこちらを参考にしてください。

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