四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

時雨れるひと日を

2016-06-12 15:54:20 | 日記

水無月の渇きに郭公鳴くこえを織りまぜ祈るしぐれるひと日を


確かな初夏を惜しむがごとくに


郭公の声が森の静けさの中に響き渡る

カッコー・・カッコー


耳元には確かな水無月の香りが届く・・・


渇いた水無月は郭公の住処も追われるのか・・・


鳴きさけぶような声が森を駆け抜ける。


暑い・・・暑い水無月・・・


葉陰の桃の息苦しさが聴こえてくる。











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