四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

燃えろ秋路へ

2018-10-28 03:58:07 | 日記


冷たさに震える唇 詩に変え 星に囁け 燃えろ秋路へ


燃えて立つ木々の装い 競い合う 実りを焦がす 命のかけらを


燃え尽きたい・・・・朝な夕なに・・


想いは野辺を駆け巡れど・・・


燃えるもみじの峠路を・・・


もどかしい足を抱えて・・・



稜線走る

2018-10-13 17:44:19 | 日記


そっと吹き抜ける風に

郷愁が襲い掛かり


里の夕陽が恋しくなる・・・・

友の歌に応えて・・・


暮れなずむ稜線走る故郷の
君の面影揺れるすすき野


千切れ咲く風のまにまに色冴えて
葉陰にひそと淡きいのちを



訳もなくぽかりと空いた空洞の
心抱えて今日も暮れ行く


きょうを寿ぐ

2018-10-08 08:32:44 | 日記

明け暮れに 届く頼りは 臥せる身の・・・

そんな文字が寂しく揺れる・・・


今日の命と向き合う世界を歌に潤う・・・・

歌のリズムに命を載せて・・・・

三十一文字に命を費やす・・・・

花を恋し・・・雲を追いかけ

夢を描く

19才から枕を並べた友の病床から

メール来た。

傷む心を歌に宿して・・・送る・



花に問い雲間に浮かぶ泡沫の

いのち重ねてきょうを寿ぐ


眩しく明けて愛の詩

2018-10-07 09:12:33 | 日記

待ったなしに身を削り

更け行く秋を潤いたしと

共に詠わん・・・


歳時記掬い・・

潤う視線と五感を満たし・・・

友と歌わん・・・・


俳句と短歌と詩を・・


そんな友が夜明けに歌を送ってくる・・・

その返歌です。


天つそら眩しく明けて愛の詩

いのちのうた(短歌)に ハモる虫の音


あさぼらけ言のいのちの尊きを

知るや愛の音 ネットに舞いて


満たされぬ日々を過ごして移ろいぬ・・

      光るひと時 褪せぬ詩へと