四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

紫雨に潤う

2017-11-29 07:30:55 | 日記

言肌にさざなむ孤愁が指に舞う涸れたるいのちが紫雨に潤う


涸れた視線に舞った紫雨のひとしずく


高鳴る鼓動にひらめく歌の調べ


紫の雨に視線が弾む・・・


ネットのめぐり逢い・・出会いを掬い上げ・・・


言の命を洗い流せば・・・・新たな命が紡がれる・・・

一筋の視線に動く・・・時の流れに・・・


涸れた視線の晩秋に・・・ときめきを生んだ朝・・・・







足は疼き

2017-11-02 08:46:52 | 日記


雨風に削がれて映える渓谷の紅葉に逸る足は疼きて



容赦なく時は更け逝き・・


寒気が沁みる山肌に・・・


一年の命を真っ赤に装い・・・


ちらり・・ちらりと・・


枝から離れる…もみじ葉の・・・


身繕いを観るとき・・・


引き締まる想いが込み上げる。


何を残せただろう・・・


四季の流れを振り返る・・・


悔いのない愛を残せただろうか・・・・