四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

走る筆

2018-09-29 16:20:22 | 日記

友と語らん・・・・ひと筆の命染め行く秋は芽吹きぬ

ひらめくままに詠う秋の夕暮れ・・・


走る筆描く秋の陽琵琶湖舞う

  淡き墨色紙面に光り

ひと筆に生きた証の淡き墨

        命刻みて秋の陽滲む

ひと筆を共に楽しむ薄化粧

        歌を詠いし淡き紅葉を

惜しむ夏

2018-09-11 08:54:39 | 日記



秋雨の窓打つ音に惜しむ夏  

項垂れ咲きぬ 群れる朝顔


焦げ付く夏も‥今は恋しく

雨・・・雨・・・雨・・


初秋を待った弾む思いは・・・


雨に流れて消えて行った・・・・


何時はれるのだろう・・・・

あの夏の日の想いを留める朝顔の花も


群れて咲いて居るが雨に打たれた花びらが項垂れている・


時は芸術と歌い続けた朝顔の花も限界が来たのか。


やたら芽を摘み葉を摘んだせいか花の蕾が少なくなった。


あっつ~~そうだ・・・


古い蔓には蕾は付かない・・・


若々しい蔓でなければ蕾が付かないぞ・・・


萎れた朝顔の葉陰から小さな声で話しかける声が聴こえた。




想い病む

2018-09-01 15:50:24 | 日記


想い病む流れる雲や何処行く

葉月ひと日の安かれなれやと


幸せを紡ぐ夏の日更けゆけど

燃える言の音晩夏に舞えば 







空を見上げては

何処へ行けば良いのか・・・


足先が戸惑う・・・


雨‥雨・・

あの暑い夏の日に潜む


病む夏の暑さは・・


台風の目だったのだろうか・・・