四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

深きちぎりを

2017-08-29 08:48:06 | 日記


愛ありていのち潤う北の旅想い出つなぐ 深きちぎりを


遠く隔てた愛であろうと・・・


言の命に熱き愛を宿せば



永久に・・・褪せない・・契りを結び・・


幾星霜・・時が流れても・・


雨風に拉がれても・・・


今尚繋がる愛の熱さを伝える・・・


北の旅・・・・


そんな日記を読んで目頭を抑える朝・・・











淡き夏

2017-08-26 05:41:18 | 日記

花に添い花の心に抱かれ行く色香に浸る淡き夏でも


科学が心を奪い取り



化学が温もりを冷やし・・


進歩が生きる軸足を揺らがせる・・・



地球は一人の命から・・・


一粒の赤い血から・・・



繋がり・・・温もりを伝え合い・・・


絆が世界を結ぶ・・


一歩の足音から地球の命が生まれる・・・


雨よ・・・泣くのを止めて・・


みんな目覚めているから・・・















瞬の輝き

2017-08-23 08:35:00 | 日記


季はめぐり瞬の輝きさがせども儚き夏に秋風ぞ吹く




明日は晴れるかも・・・



危うい空を見上げて呟く日が続く・・・


夏は何処へ行った・・・


見上げる空は鉛色・・・


薄墨色の雲にほのかな期待をするが・・・


遠く黒ずむ雲が・・・


熟さぬ夏を塞ぎこむ・・・



何時の間にか秋の匂いがする風が吹き込む・・・・













永久の歌人

2017-08-18 08:48:38 | 日記

言肌のぬくもり掬う紅き血を透かして燃える永久の歌人


やるせなさを詰める箱・・・


失せぬ憂いの詰め箱・・


虚しさを埋める箱・・・


赤い血を宿して・・・



悲しみをそっと埋葬する箱・・


心の浄化槽・・・


濾過させた歌の姿を・・・


視線を装う糧として・・・


永久に詠みたい・・・


歌心を抱いて・・・





視えぬ季を

2017-08-15 10:34:39 | 日記

視えぬ季をぐっと引寄せはらからの温もりひろう墓参の道に


幼い日のあの頃~~


長き月日がどんなに経とうとも・・・


あの頃の時は・・・

止まったままで・・・


温もりも・・・


母の匂いも・・・


墓参の道を辿れば・・・


記憶の底から噴出してくる・



想い出は生きている・・・


決して褪せない匂いと温もりが・・・


魂の奥底で生きている。