梔子と語らう純白胸として安らぐ日々の言を選びて
夜明けを待って君と向き合う朝が幸せ・・
幾重にも重なり合う第一陣の外側の花びらが・・
僕が先遣隊だぞ・・・今の世の中どうなっての?
コロナと言うやつがお前たちを困らせないか・・・
僕が先に行くぞ・・・そう言わんばかりに・・
外側の花びらが開いた・・
あれっ~一重でなかった筈・・
そう思った次の日・・・・
芯室から…重なり合った純白の花びらが開いて居た・・
あっ~そう・・・・・・この姿が梔子の花よね。
梔子の花の開き方をゆっくり観たのは初めて・・・
梔子が語り掛ける花のドラマの神秘さを
話さずには居られない心境に駆られた。
夜明けに向き合う梔子に癒されながら・・・
ひと日が始まる・・純白の衣を纏いて・・・
言を選んで幸せに繋ごう・・・