ひと雨に皐月の肌が清々し蒼き命のよみがえる朝
ひと粒のトマトの実がなる・・・
思わず叫んだ・・・・トマトもひと息つけるだろうこの雨に・・
「待って居たよ。君に出会えて嬉しい。」
待って・・待って出会えた友との感動・・・
時ならぬ緑陰凌ぐ暑さボケあぐねるいのちの足は縺れて
今年の夏は特に暑いとか・・・・
避暑地を探しなら・・・空を見上げて・・・
生あるもの皆・・・・花心痛みて・・・
喘ぐ夏かなと案じつつ・・
みどり生む皐月の風に ミニトマト 命重ねるひと夏の愛
ひと夏の夢と好奇心を無駄にはしない。
ひと葉・・ひと葉の囁きを掬いあげて
命を重ねる新鮮な時を無駄にはしない・・
五月晴れの蒼さを命に染めて・・・
生きよう好奇心を掲げて・・・
朝日射す 庭にときめくあさがおのいのち芽吹かす 双葉の笑みに
3本の朝顔から200粒の種が実った。
寒い冬を共に命を育みながら・・
鉢に命を芽生えさせて・・・ふた葉になった・
ミニトマトと朝顔の命に愛を育み・・
愛の階段を登りたい。
「愛の階段」 完結しながらも朝顔とミニトマトに
育んだ愛の階段を何段登れるだろう・・・
夜明けが待ち遠しい・・・
愛の階段
筆影に熱き視線が舞う夜半の皐月が薫るツツジの夜明け
歌を忘れたカナリヤのように
四季を詩織る・・視線が渇き・・
88才の風が吹き抜ける・・
足を留めて生きた証を残そう・・
88年生きた証・・・・
筆影に寄せる年波八十八夜 あれこれ随想叫ぶ夜明けに
愛に生き・・愛を紡ぎ・・愛を増殖して・・愛の言葉を詩織る
愛の階段