四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

沸き立つ夢

2019-02-25 14:23:44 | 日記


日差し染むほのめく春のささやきに沸き立つ夢のいろはに弾む



何となく・・


日差しが騒ぐ陽光に


何処か遠くへ駆り立てられる思いだけが・・・


夢を騒がして・・・・


不可能が可能になる術をさがす午後・・・・

浮腰の窓辺

2019-02-17 14:17:43 | 日記

浮腰の窓辺の日向が動き出す水仙蕾に亡き夫の笑み

日増しに春の香りを注ぎ

庭の隅々が動き出す・・

行ったり・・来たり・・・

狭い庭の春を確かめて・・・

動き出した木々と語らうあの頃・・・


忘れられない・・・・


故郷の四季の息吹を・・・


歌に託し・・


今頃は椿が一輪咲いたっけ・・・


恋しさを歌に包んで思い出すあの日あの頃春は如何にと・・・



永久の日と紡いだ里

2019-02-15 15:58:49 | 日記



たそがれの茜に消える春の陽を紡ぐ弥生の庭隅疼く



永久の日と紡いだ里の庭騒ぐ春の日差しが降り注ぐ背に


故郷を捨てるように

立ち去った寒い日に


老いが急かせる娘の住処に


夢も希望も実らぬままに・・


置き去りにした故里・・


春になれば思い出す・


咲いただろうなあ~~


福寿草の花が・・


蕾んだろうなあ~


椿の花が・・


五感が騒ぐ・・・


住処を手放したあの日が・・・