四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

恋して止まぬ

2016-04-30 05:13:02 | 日記

若みどり恋して止まぬ雨上がり濡れて浮き立つ葉裏のひかり


ひと夜の雨に洗い流された若葉の木々が光る



生まれ変わったような鮮やかな若葉が



命を輝かせてくれた。


そよぐ若葉の光に



視線も肌も洗い流され



心の埃も汚れた想いも



浄化されて行く音がする。



高鳴る胸の鼓動が細胞を再生させる旬なのだ。



生涯青春だ・・・・・・


と誓いたい朝・・・




萌え立つ初夏

2016-04-29 05:43:39 | 日記

ぬれて染む映える若葉の競演にいのちあやかる萌えたつ初夏を



濡れた視線を若葉に染めて


潤う肌に感性を洗い


五感が躍動する皐月の空に



人・・・人・・・我も浮き立てば



永久に褪せない弾む視線が宿るだろう。


命の再生に挑戦する5月・・・



飛び出せ野辺に・・・


蒼と緑を食みながら・・・


分かち合える言の花を咲かせて・・・







ひかる視線

2016-04-27 11:30:27 | 日記

機を織るひかる視線に乱れ咲く燃える皐月を脳裏に広げて


寒さ耐え



闇に削がれて



燃える花



皐月のいのち



織り成す脳裏に



視線よ・・・


脳裏に羽ばたけ・・・



指先に真紅を染めて・・・



脳裏よ動け・・・


はらわた揺すって


機を織れ・・・


皐月が映える・・・


蒼穹・・・めがけて


脳よ・・・


機を織れ・・・・


言の花咲く


歌の館に・・・・










卯月の蒼穹

2016-04-26 07:43:18 | 日記

ふと出会うあつき視線に花萌えてライラックかおる卯月の蒼穹



目覚める視線に刺激を求め一歩踏み出せば


移ろう庭に新たな息吹が生まれる。


見上げる空に


蒼い光を紫に染め替えた


ライラックが風に泳ぐ。



鯉のぼりのように


清々しい風と遊ぶ・・・



そうだ・・・幸せも潤いも



光と風に遊ぶ花のように



真の幸せを分かち合えば良い。



熱い視線と感動が幸せを運んでくれる



旬を逃さないで・・・





ひと世の花

2016-04-24 14:03:52 | 日記

削ぎ捨てて花となりけむ我がいのち想いもどかしひと世の花は


風読めぬ


溢れる愛の 


行き場なし


揺れるこころ路 



はかなさ纏い



熱い愛が確かに届くと言う保証は何もなく



葉陰の闇に変貌し



干渉になったり



お節介になると・・・


人と人の通路は行き詰まらない間隔が


自由を束縛しない距離だと言い聞かしながら


黙して語らない牡丹に視線を投げかけて



芳しさを称える花と語らう。