四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

一瞬が永久

2016-12-24 05:53:08 | 日記

一瞬が永久とつながる愛ひとつ交わす師走のクリスマスとなれ

繋がれ・・・

繋がれ・・・


輝き・・・きらめく


賑わう・・・ひと夜の輝く星よ・・・


渇いた視線に潤いを



涸れた五感を彩りながら・・・


見上げる空に叫ぼうよ・・・



愛の言葉を・・・・



愛と夢で埋める一瞬を


一生に繋げるために・・・


五体は愛の生産工場だよと・・・・


呟く・・朝・・・





寡黙なれ

2016-12-06 08:01:11 | 日記

寡黙なれ燃える真紅に香る薔薇耐えて笑み生め冬路を越えてと



美の前に言葉は要らん・・


美を滲ませれば良い・・・


愛に言葉は要らん・・・


微笑みに優しさを称え


指先に温もりを宿し


ひと言のかけらに


真心を添えれば良い。


多弁すぎた反省に


心を浄化して・・・


寡黙に生きたい朝・・・





夢まくら

2016-12-03 13:07:02 | 日記

花に明け花に暮れゆく夢まくらいのち交えてつむぐ花園



花・・花は・・・


薔薇一輪に命をつなぎ


師走は流れゆく。



視線が彷徨う枯野のこずえは


薄墨色の空に


命の枝を張り・・・


夢の翼をひろげ・・



来る春の遠い空を眺めて待つ・・・



夢の翼を広げて待とう・・・




木漏れ日の青空に向かって・・


そう呟く・・・









言の水

2016-12-02 08:16:30 | 日記

言の水涸れて信夫野さまよえば冬路の葉脈紅く燃えゆく


裸梢が揺らぐたびに


視線が渇き


ささくれたつ心に温もりを探し


師走の音を指折り数え


遠い・・遠い春の夢を探して


魔法でも良い


春の夢を捜し歩く。


冷たい木枯らしの葉陰に


真っ赤な葉脈が春を紡いで居た。


ただ・・黙って燃えて居た。