四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

本音が聴こゆ

2018-08-25 11:22:00 | 日記

未知の地の寄る辺なしとて朝顔の本音が聴こゆ処暑の夜明けに


老いの波花に託して侘しさを白々明けて朝顔数え


娘の家に移住して8か月


愛か自由か2つにひとつ・・・


両手に花は掴めない・・・

自由を選びたいが・・・・


行動範囲が狭くなり・・・


足で撮影することもままならず。


朝顔を鉢に植えて明日への道しるべとする。

15個位植えた筈の芽が3つしか出ない

思い返せば植えた鉢を日照りに置いた。

はっと気が付き日陰で水をさせば一気に芽が伸び

蔓が伸び始めた。


水肥料を一週間に一度さして様子をみた

葉が伸びても花がぽつぽつあちこちに咲いた。

やはり肥料がないのか・・・水やりが足りないのか・・・

茂った葉が蕾の邪魔になるかも・・・

やはり・・そうだ。 葉を摘み取ったら

一斉に花が咲きだした。


花の叫びが聞こえる処暑・・・・

浮く母の 影動く

2018-08-20 10:01:37 | 日記



墓標を拭く手に浮く母の

影動く赤らむ頬に汗を滲まし



泡沫の命抱えて惑い足

手繰り寄せたる愛を支えに


季の移ろう波に惑わされ

夏か秋か・・・

季迷う・・・・

暑さと涼しさが・・・・


侘しさを増殖させる


あっと言う間に盆も過ぎ・・・

静けさに胸騒ぎの波が寄せては返す・・・

墓参に疼く母の影が・・・


朝顔の陰から浮かんでくる。






漆黒の文赤々燃えて

2018-08-17 10:46:42 | 日記


移ろうときの心の綻びを


詠う短歌で繕いながら・・


フレンドとの交信の歌です。




文字肌の温もり抱え通い路を

手探るネットの道は険しき


目を患い‥突然ネットの歌の窓から消えて行った

安否を問いたくとも問うすべのないネットの海は\\\





高き香の千代の想いのお笑みせまる

漆黒の文赤々燃えて


連れ合いに感じなかった恋しさを感じても

表現する心の窓は視えず・・・・




踏み入れば枯れた薄野寒々と

葉擦れに漂う老いの侘しさ

交わした恋しさを言の肌に添えて送信する。

命火を燃やす夜空の送り盆



ゆれる裳裾に

2018-08-09 16:12:48 | 日記


出歩くこともままならない

暑さに疼く足も手も・・・・

心の息吹を指に託して・・・


時を潤うか・・・・



風よ生め流れる星の涼しさを

窓辺に運べ 疼く暑さに


夕暮れの雲間にひびく鐘の音に

ゆれる裳裾に 和みをさそう





ネットの海

2018-08-02 16:39:28 | 日記


ネットのフレンドとの短歌交信・・


蒼深きめぐらす世界のネットの海に

       巡り合う友・・今日の支えに



求めあう愛のいろはの香り立つ

ますらおおみなのハーモニーに


求めあう熱き愛にも隙間風

触れ合う裳裾に悲しく纏う


泡沫の命抱えて惑い足

手繰り寄せたる愛を支えに