四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

夏が揺れ

2020-08-31 08:36:11 | 日記

夏が揺れ秋が揺れつつ忍びよる儚き時に命委ねて・

逃げ惑うように・・

台風を逃れ・・

コロナを逃れ・

地震を逃れて・・

時は流れる・・

何もなかったように・・

紫の朝顔が咲き誇る・・

真っ赤な朝顔は早々に咲き終え・


紫の朝顔が顔を並べる・・・


紫の花は強い・・


そうか・


国の色も紫・・・

終わりなき国は栄えますように・・

紫の朝顔が何時までも咲いて居るのに

はっと閃いた・



気怠き庭に

2020-08-28 13:04:25 | 日記


涼風に揺らぐ槿に虫の声ハーモニーする気怠き庭に

一歩歩めばどっと流れる汗を拭く庭に



集く虫の音・・・・あああ~~秋・・・


そんな想いが心に隅を過る・・

秋を呼ぶ虫の音に・・・

風は真夏を運んでくる・・・

まだまだ暑いよ・・・


時々・・・槿が秋風を運ぶ・・


真夏と初秋の間に・・・


揺らぐ気怠き体を持て余し・・・


あああ~秋が恋しい・・・


汗しずく

2020-08-18 06:33:37 | 日記

汗しずく伝う頬間に虫の声暑さ憩わす朝のひととき

暑い・・暑いと言う耳底に


「人災だよ。」 「進歩の後遺症だよ。」と

聴こえてくる。

科学的な志向のある方は予想していた・・

コロナは警告する・・


個人に帰れ・・・生きるとは個人なのだ・・


集団は便宜上の仕組み・・


集まり方を工夫せよ・・・

そんな声が庭隅の草むらから聴こえる。





徘徊すれど

2020-08-15 14:20:01 | 日記


狭き部屋抜け出しネットの広き地に刺激を求め徘徊すれど


夏探す視線に映る墓参道ちらほら行き交うマスク姿が

進歩を求めた世界に


楽園を求めた野辺に・・


コロナが居座り・・・


楽しむ道もままならず・・・


手招ぎする海へも行けず・・

山の木霊に応える術もなく・・


部屋の中で楽しむ術を探せと・・・


恐ろしい時代が来ましたけど・・

想像を創造に変えて・・・

1日も早くコロナを追い出したいものですね。








活かす視線が

2020-08-01 12:54:47 | 日記
時と場を活かす視線が光る時まなこが躍る朝顔の花に

朝の眼ざめが午前3時・・


明るくなるのを待って朝顔の花と語り合う・・・


朝食を漁る蝶や蜂・・雨蛙・・・小さな・・・小さな雨蛙・・


朝顔の蜜が甘い・・・

雨蛙が一足早く朝顔に懐に入る・・・


後を追うように・・蜂が入った・・・


蛙が逃げるだろうと思ったら・・


微動だにしないところか


蛙の背中をわたって蜂が入った。。


仲が良いのか・・・無神経なのか・・・

私は感動した・・・・


蛙さえ仲が良いに・・・・人間は何だろう・・・


あれは駄目・・・これは駄目・・・禁句・・・

こうなら良いね・・・ああなら良いね。


肯定する言葉に温もり夢が湧く・・・・


呟きながら朝顔を後にした・・・