キャンディから日帰りでヌワラエリヤの観光をした。
ヌワラエリヤはスリランカ最大の紅茶の産地となっている。
ヌワラエリヤとは「光溢れる街」という意味で、スリランカの高原地帯のほぼ中央にある街。
そこで茶畑と紅茶工場の見学、市内観光を予定していた。
この日の観光はヌワラエリヤだけだったので、ゆっくりと朝食をとり、出発も遅い時間だった。
でも山道を通ったので思ったよりも時間がかかり、着く前に少し早い昼食になってしまった。
このあたりは山岳地帯で周りは山だらけ、見どころも食事をする場所もなく、唯一「ランボダの滝」の近くにレストランがあり、ここでビュッフェ形式の昼食になった。
昼食後は滝の下まで歩いて行った。
滝は日本人にはあまり珍しくないのだが、ガイドさんやドライバーさんには珍しいのか、はしゃぎながら写真を撮っていた。
山の中を走り続け、目の前が開けたと思ったら一面に茶畑が広がっていた。
この辺り一帯の茶畑は「Mackwoods Labookellie」 という会社のもので、山を登ってくるときにこの会社の看板をたくさん見た。
ここで茶摘みの女性たちに混じって一緒に茶摘み体験にトライした。
大きくて長い籠を背負い、お手本どおりに「一芯二葉または一芯三葉」のみを傷つけないように摘んだ。
摘んだら後ろの籠に投げ入れ、それを延々と続ける。
遊びでやるのは楽しいが、1日中これをやっている人は大変だなぁ、というのが感想だった。
茶摘み体験の後は「ラボケリーティーセンター(Mackwoods Labookellie Tea Centre)」で工場見学。
工場内を丁寧に案内してくれ、その後はお決まりの売店での購入タイム。
それでも無理に勧める訳でもなく、工場見学も含めて全体に良い印象だった。
コーヒー派の自分にはあまり興味がなかったが、日本で買うと高価なBOP(ブロークン オレンジペコ)とやや渋みの強いBOPFなどの試飲もでき、日本の3分の1ほどの値段で買うことができたようだ。
紅茶好きな人には最高だと思う。
紅茶工場のあとはヌワラエリヤ市内に向かった。
ヌワラエリヤ一帯は高原地域のため、イギリス植民地時代には避暑地として栄えていた。
そのため、今でもイギリス風の建物が点在し当時の面影が残っている場所だった。
でも、特に見どころがあるわけではないようで、街並みとグレゴリー湖だけを見てすぐにキャンディに戻った。
[郵便局]
おしゃれで立派な建物だった。
[トゥクトゥク]
三輪タクシーで、東南アジア地方では有名な乗り物。
街の中にたくさん走っていた。
[ヌワラエリヤの街並み]