日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

那須へ②---「休暇村那須」

2024-09-18 07:00:00 | 温泉・宿

「休暇村那須」を選んだのは、「特別おもてなし」プランがあったからでした。

『シン・モテナス』と題したそのプランのことは宿からのメールマガジンで知りました。

今まで宿を選ぶのは小さな宿からばかりだったけれど、今回はこの特別プランに期待して、この大きな宿を予約してみたのでした。

 

「休暇村那須」は『八幡のつつじ群生地』から少し上った所にありました。

駐車場も広く、大きな宿でしたが、建物はちょっと古さが感じられるような・・・

少し早めに着いたのですが、もう部屋は準備できているからと、対応してくれました。

そしてフロント脇のカフェでは数種類のウエルカムドリンクとドーナツが待っていました。

これも『シン・モテナス』プランの一つでした。

この宿の部屋数は全部で56室もあって、南館と東館に分かれています。

予約時に南館か東館を決めるようになってました。

初めてで勝手が分からなかったので、どの部屋でもいいと思い、安い方の東館を予約したのでした。

通された部屋は東館の一番奥、広い部屋でアメニティなどはすべて揃っていて何の不自由もありませんでした。

ただ、東館から大浴場に行くのにすごく遠かったのです。

エレベーターを乗り継ぎ、迷路のようになっている館内を歩きました。

大きくて広い宿ってこんなものですね。

後で聞いたら、リピーターは南館の方を選ぶとのことでした。

 

さて、お風呂です。

この日、ホテルは満館のようでしたが、お風呂は貸し切り状態で、誰もいませんでした。

大浴場では温度の違う大きな浴槽が2ヶ所、露天風呂が1ヶ所、洗い場も10ヶ所ほどあり、個々に仕切りがあって、使い勝手のよいものでした。

窓が大きくて、那須の山々を眺めながら温めのお湯にゆっくりと浸かりました。

 

露天風呂は少し高めの温度で、41°~43°に設定してありました。

この温泉は『大丸温泉』の3つある源泉のうちの1つ、「相の湯」を使用しているとのことです。

嬉しいことに、大浴場から出たところには湯上がりのアイスも置いてありました。

 

食事は夕・朝食ともビュッフェ形式でした。

実は、食事がビュッフェ形式の宿はツアーの時に何回か利用したことがあったのですが、どこの宿も同じ内容、無難な料理ばかりでつまらなくて、あまり好きではなかったのです。

ところが、この宿は違いました。

ありきたりの料理でなく、和と洋の創作料理、ご当地料理など、とにかく盛り付けもおしゃれで、品数が多いのです。

もちろん地元の素材も多く使われていました。

そして、時間を指定し、人数を制限しているので、混雑もなくてゆっくりと食事することができるように、気遣いがされていました。

あと、デザートは部屋に持ち帰ってもいいようにもなっていました。

このビュッフェならば十分満足です。

夕食後には夜食として『焼き芋』のサービスもありました。

 

あらゆる場所で”おもてなし『シン・モテナス』プランが効いているようで、チェックアウト時にはお土産に「リンドウ湖のミルクバームクーヘン」までいただきました。

(これは関東圏民限定プランに付いていたもの)

今回、この宿に泊まってみて、今までの休暇村に対して持っていたイメージが変わりました。

子ども連れや、家族旅行などにはオススメの宿かも!!

 

チェックアウト後は山を下り、定番の「鹿の湯」で日帰り入浴して、那須旅行は終わりました。

 

入り口からして既に雰囲気たっぷりです。

 

玄関から渡り廊下が続き、左側が浴室棟。

 

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那須へ①

2024-09-16 07:00:00 | 国内旅行

出歩くのもおっくうになってしまうくらい暑かった夏でしたが、そろそろ落ち着いてきた気配がみられるようになったので、動き始めました。

少しでも涼しさを先取りしようと思い、行き先は『那須』に決めました。

 

那須に着き、湯本くらいまではまだ暑かったけれど、それから先、山に登るにつれて涼しさを感じられるようになってきました。

今回の宿は『休暇村那須』。

宿は山の方、那須ロープウェイに近い場所にあったため、そこに行くまでの途中にある場所に寄りながら、山を登っていきました。

 

最初に寄った場所は『殺生石』です。

ここは、「九尾の狐」伝説があるところ。

狐が化身したといれる大きな岩がごろごろしていて、辺り一帯は硫黄の臭いがプンプンしている場所です。

火山特有の殺伐とした風景、何となく恐ろしさを感じさせる雰囲気です。

[湯ノ花の採取場]

 

九尾伝説の殺生石ですが、令和になってから真っ二つに割れてしまいました。

その原因は石のひびに入り込んだ水分が凍結して膨張してしまって割れたということなのですが、不思議ですね。

今までずっと長い間そのようなことはなかったのに、ちょっと縁起が悪いような・・・

しめ縄もぶら下がったままでした。

 

 

[殺生石手前にあるお地蔵様]

 

殺生石から脇の道は『那須温泉神社』に通じているので、参拝することにしました。

温泉神社は「ゆぜんじんじゃ」と読みます。

この神社は那須与一も参拝したと言われている神社です。

境内はとても広くて立派な神社でした。

隣にある殺生石からの硫黄の臭いがたちこめている中、参拝しました。

 

[御神木のミズナラ]

 

温泉神社の次は『八幡ツツジ群落』の遊歩道を歩きました。

ここは時期になるとヤマツツジ、レンゲツツジなど20万本のツツジの群生が見られる、那須高原でも有名な場所です。

途中には『つつじ吊り橋』もありました。

[木道]

 

[つつじ吊り橋]

 

[つつじ群生地]

熊が出没するらしく、注意喚起がありました。

歩いている人は全員が熊よけのスズを持っていました。

 

少し歩いて汗をかいた後は宿に直行しました。

 


『八幡つつじ園地』に咲いていた花など。

この時期は花は少ないのですが、それでもチラホラと花や実が目に留まりました。

コマツナギ

 

キンミズヒキ

 

ゲンノショウコ

 

ノコンギク?

 

クサコアカソ

 

オオカメノキ(ムシカリ)の実

 

クロヅルの実

 

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センニチコウ(千日紅)

2024-09-14 07:00:00 | 植物

「センニチコウ(千日紅)」です。

センニチコウは花を見ているのではないのです。

見ているのは鮮やかな苞(ほう)もしくは苞葉(ほうよう)と呼ばれている、元々の葉が変化したものなのです。

それじゃ花はどこ?

 

『苞』の間にある小さな黄色(白)の部分、これがセンニチコウの本当の花です。

 

100種類もあると言われているセンニチコウですが、大きく分けて1年草のもの、多年草のものと2種類があります。

1年草のものが『センニチコウ(千日紅)』、多年草のものが『キバナセンニチコウ(黄花千日紅)』と呼ばれています。

 

 センニチコウ

直径2cm程度の球状の花を多数咲かせる一年草です。

本当の花は殆ど目立たなく、一般的に鑑賞されている部分は苞葉(葉が変形したもの)です。

花(苞葉)は色褪せや型崩れせずに約4週間ほど長持ちします。

茎は良く分枝し、直立もしくは斜上に伸び広がります。(BEGINNERS GARDEN)

[センニチコウ]

 

 キバナセンニチコウ

和名の由来はセンニチコウに似て黄色い花を咲かせることから。

葉が細長く、草丈が40~50cm程度なのが特徴。

元々は多年草となっているけれど、日本では一年草とされています。

花色は基本は黄色でも赤や橙色の園芸品種もあります。

[キバナセンニチコウ・ストロベリーフィールド]

キバナセンニチコウの中で、草丈が最も高く、80cmくらいあるのが特徴。

花の色は赤く、名前の通り野イチゴのような形をしています。

 


 

学名:Gomphrena globosa

英名:Globe amaranth、Gomphrena

別名:ダルマソウ(達磨草)、センニチソウ(千日草)

科名・属名:ヒユ科 センニチコウ属

原産地:北米南部~中南米

 

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アンゲロニア

2024-09-12 07:00:00 | 植物

最近花壇やプランターなどでよく見かける「アンゲロニア」です。

この名前もあまり聞き慣れないのですが、春頃からず~っと咲いています。

春から暑い夏を過ごし、秋までずっと咲いている優れもの。

暑い場所が好きな花のようです。

 

さまざまな色のアンゲロニアが所狭しと咲いていました。

 

 

 

 

「アンゲロニア」ってちょっと変な名前と思っていたら、ラテン語の天使なのだそうです。

ラテン語で天使は「Angelos(アンゲロス)」、ここからきた名前なのだとか。

花のアップです。

この形、口を開けている骸骨に見えますか?

この花は『口を開けた骸骨のよう』とも言われているようなのです。

ちょっとかわいそうですね。

そのような変なイメージを払拭するためかどうか分かりませんが、もう一つの名前が『エンジェルラベンダー』になっているそうです。

 


 

学名:Angelonia

英名:Narrowleaf angelon

別名:細葉アンゲロン草(ホソバアンゲロンソウ)、エンジェルラベンダー

科名・属名:オオバコ科(ゴマノハグサ科) アンゲロニア属 

原産地:中央アメリカ~南アメリカの熱帯から亜熱帯

 

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マリーゴールド

2024-09-10 07:00:00 | 植物

ウォーキング中に見つけた「マリーゴールド」、プランターに植えられている小さい花や畑には背が高くて花が大きいものもありました。

それぞれの花は系統が違うようなのです。

そこで、マリーゴールドの種類について調べてみました。

 


 一番よく見かけるのが『フレンチ・マリーゴールド(Tagetes patula)』です。

プランターや花壇に植えられている草丈が20cm~50cmくらいのマリーゴルド。

小さめの花(直径が約2.5~5cm)を咲かせる品種で、花色はオレンジ・赤・黄・薄黄色など。

葉には細かい切れ込みがあり、繊細な印象。

一重咲きや八重咲きなど咲きなどもあり、複色の品種もあります。

 

 

[複色の花]

 

[一重の花]

 


 畑などに咲いている、『アフリカン・マリーゴールド(Tagetes erecta)』です。

草丈が60~120 cm程度と高く、茎が枝分かれせずに直立し、頂部に7~10cmほどの大きな花が咲きます。

葉はフレンチマリーゴールドよりも大きく、しっかりとした印象です。

花色は黄色やオレンジ色、白などがあります。

 


 あまり見かけることのない『メキシカン・マリーゴールド(Tagetes tenuifolia)』です。

主に黄色やオレンジの小さな花を咲かせ、一重咲が多い。

花径は小さくて約2cm、草丈は 約15~20cmと低く、コンパクトなサイズです。

葉が細くて繊細なのが特徴になっていて、別名では”細葉孔雀草(ホソバクジャクソウ)”とも呼ばれます。

 


 マリーゴールドはコンパニオンプランツ 

マリーゴールドは観賞するだけでなく、とっても優秀なコンパニオンプランツにもなっています。

コンパニオンプランツとは、近くに植えると、育てたい花や野菜などにとって良い影響をもたらしてくれる植物のことです。

別の言い方では『共栄作物』『共存作物』とも言われます。

良い影響とは、病気や害虫の被害にを防いだり、生育を助けてくれたり、野菜などでは風味や味が良くなるといった作用のことです。

マリーゴールドの根から分泌される物質は地中の虫を遠ざけ、葉のニオイにも防虫効果があります。

だから、マリーゴールドは特に優秀なコンパニオンプランツとして利用されています。

 


 

学名:Tagetes

英名:Marigold

別名:コウオウソウ(紅黄草)、クジャクソウ(孔雀草)、マンジュギク(万寿菊)

科名・属名:キク科 タゲテス属

原産地:メキシコ、中央アメリカ

 

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