森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

蜂の奇妙な生物学   光畑 雅宏 著

2024-07-15 10:17:26 | 書籍紹介

ハチの生態の本です。

20万種類もいるハチの 83種類の話で 頭いっぱいになってしまいました

社会性を持つハチたちの生きざまは 同じく社会性を持つヒトの考えることやっていることを超えています

ハナバチ・カリバチ・キセイバチと 分類して見開き2Pで1種と分かりやすい  けど知らないことや言葉が多くて

読み終わるのに時間がかかりました  スマホでググりつつ読むのだ

ハチと関係生物の話が面白かったです  寄生したり(クモとかテントウムシに) されたり

作者は マルハナバチの研究と実用化をされているので マルハナバチの記述が少し多い  私もトラマルハナバチが好きなのでうれしい

なんてったって 毎年保全活動をしているサクラソウの花粉を運んでくれるハチですからね モフモフ系だし  

最後に 特別寄稿があり  

五箇公一氏の 「ハナバチの危機とその対策」という文章が すばらしかった

生物多様性の保全と ヒトの生活は 別々にあるのではなく 生物多様性に支えられて人の生活があることを実感した

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