森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

顔の考古学  設楽 博己著

2021-05-22 22:38:49 | 書籍紹介

土偶や埴輪の顔に線が引いてある  あれ何でしょうか?

入れ墨ではないのか。 この時代の人は顔などに入れ墨をしていたのではないか

というところから話が始まる  面白くてわくわく

入れ墨は今では くりからもんもんのヤクザさんのトレードマークのようになっているけど

アイヌの人たちも入れ墨をしていたし もともとはどのような意味や役目があったのか

そして弥生時代になると 顔に線が書かれなくなる つまり入れ墨をしなくなった

外国から 入れ墨は 罪人にするという文化が入ってくる

あ、ついでに 昔は 縄文式土器 弥生式土器 と 式が入っていたけど今はそういう言い方をしなくなった訳も

書いてあって なんだそうなのかと思った次第

考古学などは 新しい情報(分析技術の向上とか)が入ると今までの理論が覆されてしまうことが多々あって 面白いですねえ

まさに 謎解き  まあ自分で埋めて 発掘したふりはいただけませんが

タイムトラベルはたのし♬

話がそれてしまいましたが 顔に消せない入れ墨を入れるという古代人たちの思想は 面白かったです

コミュニケーションスキル 高かったのかも

コメント
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