「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

本日はガイドで秋の浜に潜りました。

2020年02月08日 20時04分12秒 | 秋の浜

本日ガイドの為、画像がありません。

今日は秋の浜のジャグジー当番で、7時に秋の浜に行ってお湯はりをしました。沖には海鳥が群れていたので、今日もイワシは順調かなと思いましたが、群れ自体が沖合だったみたいで深場にいる事が多かったようです。

で、ガイドですが秋の浜のんびりダイビングのリクエストを頂いて、2ダイブしてきました。

 

1本目は、新しいクマドリカエルアンコウを発見できたのが良かったですね。後、キンギョハナダイのメスが死んで海底に落ちていたのですが、その色が非常に綺麗でチョット感動してしまいました。

それ以外だと、アカホシカクレエビ・マルガザミ・ダイトクベニハゼ・キイロウミウシ・ハナミノカサゴ・ベンテンコモンエビなどを観察しました。

 

2本目は、以前観察出来ていたクマドリ模様のイロカエルアンコウが再登場してくれました。それとアカエイがコウベダルマガレイを捕食したので、ゲストを読んだら吐き出してしまっていたのがショックでした…。後、セミホウボウがペアで移動していたのを久しぶりに見ましたね。

それ以外だとクリアクリーナシュリンプ・ガラスハゼ・カゲロウカクレエビ・ホオジロゴマウミヘビ・トゲコマチガニ・ニシキウミウシ・ウミエラカニダマシ・コクテンベンケイハゼなどを観察しました。

 


巷で噂のイワシの群れが、やっと撮れました。

2020年02月05日 10時59分21秒 | 秋の浜

先週から突如現れた、秋の浜イワシの群れですが、やっと撮影出来ました。撮影機種が、TG-3でコンバージョンレンズ・外部ストロボ無しなので、なかなか上手く撮影できませんでしたけど…。

 

 これは海底から群れを撮影した画像です。黒い下側が海底。その上の黒いのはイワシの群れです。

 これは下からあおって、群れの形を撮影。右側の黒いのがイワシの群れです。

 

 海底から水面に向け撮影した画像。私が吐いた泡が写っています。

 同じような画像ですが、フィッシュアイモードで撮影。

画像右側に写るのがイワシの群れです。

 

 

群れの上側を撮影。

 

 

同じような画像ですが、露出を変えて撮影。

 

なかなか対象物となる物が無いので、大きさや数が分かりにくいのが難点です。中層に群れている事が多いので…。昨日は、水深30m付近~水深10m位までの群れの厚みがありました。群れの長さは不明です。中層で撮影していると、方角が分からなくなるのでコンパスは必需です。勿論、中性浮力のスキルも。

 

一応、動画も撮影しましたので、リンクを貼りつけておきます。音量は「0」で聞いてくださいね。排気音や、浮上スピード警告アラームが鳴りますから…、あと画像が揺れるので酔いにも注意です(笑)

これだけイワシが群れているので、糞も凄いです。時より糞にピントがあってしまうので御了承ください(笑)

 

https://www.youtube.com/watch?v=sfOO72Zimf8&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=jUUkBQagRrM&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=ETlDJrp81EE&feature=youtu.be

 

 

 

 


続・巷で噂のイワシの群れ

2020年02月02日 14時55分57秒 | 秋の浜

前回に続き、今ガイド仲間で賑わっている「イワシの群れ」を狙って、秋の浜に潜って来ました。昨日はバッチリ群れていたそうです。透明度は良く、水温は17℃前半でした。ポイントについて沖を眺めます。海鳥はいませんでした…。

EN後、一気に目的地まで移動しました。残念ながらイワシの群れは、見渡す限りいませんでした…。諦めて生物探しをします。目に入ってきたのは…

 ウデフリツノザヤウミウシ。相手もいないのに交接管が出ています。

 マダライロウミウシ

 アサヒハナゴイ。透明度が良いので遠くからでも分かります。

 

時々、中層を眺めイワシの群れが来ないかは確認します。でも来ません。いたとしても涙が出るほど少ない群れでした。まぁ、中層を見なくても出てくれば海中が真っ暗になるので分かるんですけどね…。ふと海底に銀色に光る物が…

 イワシです、死骸ですけど…(笑) サイズ感が分からないので…

 私の手を入れて撮影しました。分かりますかね? 

このサイズのイワシが群れているんです。しかも海中が真っ暗になるほどの群れで。ある人の話では、どれくらい群れているか確かめるために群れの下を泳いで移動したら、。ビックリするほどの水深に行っても群れていて、終わりが見えなかったとの事です。

 

イワシの群れを素直に諦め、浅場に移動して行くと…

 ニシキフウライウオが目に入りました。今までの個体と似た色をしていますが、明らかに新発見個体です。2月なのに…、驚きです。

 

その後は…

 別個体のウデフリツノザヤウミウシ

 ヒメニラミベニハゼ

 ダイトクベニハゼを見て浅場に戻りました。

 

浅場では…

 ハナミドリガイ

 フリソデエビ

 本当は2匹いたんですけど…、オオメハゼを見てEXしました。

 

 


巷で噂のイワシの群れ…

2020年01月30日 17時10分25秒 | 秋の浜

先週の日曜から、ガイド仲間で凄いと噂になっている「イワシの群れ」を見に、秋の浜に潜って来ました。超出遅れましたけど…(笑) 色々な情報を合わせると、大島の周りに何か所かで群れている感じです。

 

秋の浜に到着し、冲を観察。海鳥の姿が無い…、非常に嫌な予感がよぎります。EN後、目的地へ。予感は的中し、玉砕されました…。

しょうがないので諦めて、潜る前に情報を頂いて行ったイロカエルアンコウを撮影しました。

 そう以前、段落ちにいたヤツです。ガイド仲間の間では、「クマドリorイロ」で悩ましたヤツです。で、専門の方に調べてみて貰ったらイロカエルアンコウとの事でした。で、撮影していると…

 お尻を上げました。この態勢は、ウ〇コです。

 ほんの少しだけ「具」が…。最終的には、出しませんでしたけど…(笑)

 

その後、イワシ待ちです。全然、来ません…。やっと来たのは…

 カンパチです。呼んでないんですけど…。イワシの群れに付いているヤツみたいです。

待っていてもラチがあかないので、探しに行く事にしました。聞こえは良いですが、ただあてもなくひたすら泳ぐだけなんですけどね…。泳いでいると…

 ヒメクサアジがいたり、

 あまりにも大きくてマダラエイかと思ったら、ホシエイでした。

 

もう諦めて帰ろうとしたら…

 やっと来ました、イワシの群れ…。でも超少ない(怒)…

 やっぱり少ない…

 少ない…(泣)。どうやら何かの理由で群れが散ってしまったようです…。こうなっては仕方がないので、本当に諦めて浅場に戻りました。

 

とは言っても、段落ちの壁でもイワシの群れが来るので、撮影しようとしますが…。そうしようとすると沖に逃げていくんですよね…。

 

本当の本当に諦めてフリソデエビを撮影しました。

 その後は、即EXです。

 

で、今日は、モビーディックのシェルドライで潜りました。

 まぁ普通なら、この時期当たり前ですけど…。ロクハン派の私が来ているので珍しい訳です。私のダイビング人生で5回目くらいのドライです。そんな訳で、現地ガイドの人も驚いていました。

ちなみに、これはモニター品でモビーディックからお借りしました。ゲストの方が購入するのを決めていて、サイズを知りたくてお借りしました。私は、そのおこぼれを…(笑)

 


昨晩のライトトラップ

2020年01月25日 13時43分49秒 | 秋の浜

昨晩は、ガイド仲間と秋の浜ライトトラップをやって来ました。新月まわりで大潮なので、絶好のタイミングでした。まぁ、水温が18℃ですけど、色々な意味で新鮮なので寒さもブッ飛びます。

 

まずはタルマワシです。

 子供も随分と成長しています。親は樽の外に出て、子育てしていました。まぁ、これじゃ中は狭いですかね。

 

次はイカの仲間です。

  

同じ個体の別カットです。小さくて何イカかは不明です。

 

次はエビのフィロゾーマ幼生です。

 この角度だと見やすいですけど…

 これだと薄っぺらくて、何だか分かりません(笑)

 

分からないと言えば…

 これはシャコの幼生。グルグル回って動き回るので、これが限界でした。

 

 オヨギゴカイの仲間です。

 

次はゾウクラゲです。 ハレーションが酷いので近くに寄ります。

 そうすると、全身が写りません…。上手く撮影できないんですよ…。

その理由は…  何気に結構動き回るんです。

 

次はホタルイカの仲間です。

 なぜホタルイカの仲間なのかと言うと…

別カットだと…

 

目の周りに発光器があったからです。

 

その後、別のイカを撮影しました。

 これが何イカなのかは、分かりません(笑)

別カットだと…

 

左側の画像だと、発光器が分かりますね。って事はホタルイカの仲間ですかね? でもナンヨウホタルイカって種類もあるので…。実に複雑です。しかも、ご覧の通り同じイカでも、撮影するタイミングで色合いが全然違いますから…

 

次はカニのゾエア幼生です。何気に、このタイプは初見です。

 小さすぎて普通の撮影は出来ませんでした、散々狙ったのですが…。なのでペットボトルに入れて証拠写真です。撮影後は、勿論リリースです。

 

最後にハシゴ付近にいたミミイカの仲間です。

 砂に潜って寝るところでした。


下見で秋の浜に潜って来ました。

2020年01月24日 16時53分11秒 | 秋の浜

今日は下見で秋の浜に潜って来ました。水温は18℃前半をキープしています。透明度はスコブル良好ですが、大潮まわりなので時間によって流れがあります。

久しぶりに潜ったので広い範囲を流しながら散策してきました。まずはハナミノカサゴです。

 

幼魚サイズ・若魚サイズを撮影しました。成魚サイズも、あるエリアに行けば観察できます。

 

コケムシを探して砂地を探しましたが見当たらず…。もう少し深い場所でしょうかね? 砂地でダンダラダテハゼ・ヤノダテハゼを撮影しました。

 大島では、このサイズは立派ですね。

 相変わらず個体数は多いです。今日は鰭を広げている個体を狙って撮影しました。ヤシャハゼ・ヒレナガネジリンボウも観察できましたが、瞬殺でした。もう南方家のハゼは水温的に限界かもしれません…。

 

ウデフリツノザヤウミウシは、まだ多く観察できます。

 移動中

 極小サイズ。(指は私の人差し指です)

 交接管を広げる個体。周りに別個体はいなかったんですけど…。

 

浅場に戻りながら…

 ニシキフウライウオ(オス)。メスは行方不明でした…。

 ビシャモンエビ(ペア)。大きさに差が出来ていると思いましたが、まだでした。

 クマドリカエルアンコウ

 

少し移動して…

 ヒメニラミベニハゼを撮影しました。水温が下がってデリケートになっているので、なかなか撮影チャンスがありません。ダイトクベニハゼも観察できましたが、シャッターを切る前に逃げられました。

 

浅場に戻って…

 ハナゴイ。過去最大クラスの沖さに成長しました。

 フリソデエビのハサミだけ。穴の奥に隠れていて、どう頑張ってもこれが限界でした…。

 

最後にツマジロオコゼです。

 先週のシケで行方不明でしたが、また戻って来ました。


事務仕事(予定表のリメイク)

2020年01月23日 15時07分44秒 | その他

生憎の天気な大島です。天気予報通りになってしまうと太陽を見る事は、遠い先のようですね。しかも来週は、メッチャ風が吹きそうですし…。

そんな今日は事務仕事にうってつけの日でもあります。そんな訳で事務所にある、ホワイトボードで三日分の予定を記入できる予定表をリメイクしてみました。よくよく考えれば、使い始めてから8年は経っているかもしれません…。

 

とりあえず、完成したのはこんな感じです。  

 

この作業に絶対必要なのは…  ラインテープです。今の世の中、本当に色々な便利な道具があります。逆に、道具が無いと何も出来ませんね…。

今回はマジックで書いた文字ですが、本当はテプラで打ち出そうしましたが調子が悪く…、エクセルでプリントアウトしようと思いましたが、両面テープで貼るのも…、と悩んで結局マジックで記入する事で落ち着きました。

 

ちなみに作業前の予定表は…

 年期を感じますね…。落ちきれないマジックや、テープが剥がれています。

 

とりあえず、ヘラなどを使いテープを落と事から開始です。糊の粘着力とマジックの汚れが合わさっていると、なかなか汚れが落ちないんですね。それと長年放置したので、テープもビッチリ付いてしまったいたので、予想以上にこの時間に費やしてしまいました。

 

で、やっと…

 ここまで仕上げました…。

 

ここからは、ラインテープ張りです。

 意外と地味で面倒な作業です…。

 

前回の記載内容順番を微妙に変えたり、やっと完成したのが…

 最初の画像と同じですが、こんな感じで完成しました。

そんな訳で、リメイクが完了したので記入する為にも、是非お時間がある方は潜りにいらしてください(笑)


先週末は、阿部秀樹カメラマン&安全祈願祭でした。

2020年01月20日 16時18分09秒 | イベント

先週末は南岸低気圧の通過で、大荒れでした…。土曜に予定されていた水中安全祈願祭も延期する事に…。でも、翌日はどうにか水中安全祈願祭を開催する事が出来ました。

 さすがに秋の浜は無理で、野田浜で祈祷して頂きました。昨年は無事、無事故で一年が終わったので、今年もシッカリとお祈りをさせて頂きました。祈願祭終了後は…

 

 炊出しの「お汁粉(餅1つ入り)」です。祈願祭と言えば、写真家の阿部秀樹カメラマンです。今年も、御来島してい頂けて良かったです。

 

 その後は、「阿部 秀樹」さんによるフォト講座の開催です。私も初心に戻り、受講してきました。その効果は一切出ていませんが、野田浜で撮影した画像をご紹介します(笑)

 

まずは、ツバメウオです。

 もう夕方で暗くて…。

 どう頑張っても、ハレーションしてしまいます。この時は20匹くらいはいましたかね。多いと40匹オーバーの時もあります。

 

で、野田浜にも登場したクマドリカエルアンコウです。

 まだ小さくて、可愛らしいサイズです。

 

最後にツマジロオコゼです。

 撮影していると…

 少し成長してもう一回り大きな個体も、発見できました。

 


先週の連休中にガイドで紹介したネタを撮影に、秋の浜に潜ってきました。

2020年01月16日 16時18分58秒 | 秋の浜

ちょっと前になってしまいますが、先週の連休の時にガイドでご紹介した生物を撮影に秋の浜に潜って来ました。まぁ1月ですけど…、水温も18℃台前半ですけど…、色々と出ていますよ。

 

まずはクマドリカエルアンコウ3匹です。

   画像的に大・中・小と並んでいます。とは言え、全部まだ幼魚サイズです。

 

次はニシキフウライウオ

 時より寄り添います。私がガイドする時の寄添い率は非常に悪いですけど…。

 

で、フリソデエビも。

 ペアと   単体も。

1月なのに、この神3種が見れちゃうのが凄いところです。でもですね、常にタイミングが重要です。モノによっては、姿を隠してしまっていますから…。

 

勿論、これ以外にも色々見れまして…

 イロカエルアンコウ。オレンジ色は行方不明ですが…

 単体で茶色ですけど、カミソリウオ。で、今日は…

 こんなのも、登場しました。私の好きなタイプです。

 

ウミウシは、ツノザヤ系3種が観察出来ています。

 カンナツノザヤウミウシに、

 ウデフリツノザヤウミウシに、

 ツノザヤウミウシです。で、他の所では…

 別個体も観察できました。

 

その他ガイドの前にリクエストを頂いていた、ダイトクベニハゼも健在です。

 この環境が好きなんでしょうかね?

 

ガイドでご紹介した生物を、軽く撮影してきました。

 アマミスズメダイ

 セナキルリスズメダイ

 タスジウミシダウバウオ

 ツマジロオコゼ。こちらは別個体もいまして…

 こっちの方が、少し小さめです。

 

特にリクエストはされませんでしたけど…

 アカホシカクレエビ

 ビシャモンエビ(ペア)

 オランウータンクラブ

 キンチャクガニ

 

3日間あったので他の生物もご紹介しましたが、なかなか1ダイブで全部撮影するのは…。でも複数ダイブすれば、こんな感じでレア系も観察できます。最初に書きましたけどタイミングが重要ですけど…。

この先の水温次第で、何時まで観察できるかは分かりませんが、見たい方は超なるべく早く大島に潜りにいらしてください。

 


下見で秋の浜に潜って来ました。

2020年01月10日 16時19分44秒 | 秋の浜

今日は明日からのガイドに備えて、下見で秋の浜に潜って来ました。水温が下がり遂に18.8℃になってしまいました…。

最初の生物はイソコンペイトウガニです。

 少し前に脱皮したので、体が綺麗です。

 

その後は一気に移動し、イロカエルアンコウです。

 昨日と同じ場所で観察できました。深いので失敗は許されないので…。

 

また移動し…、ミナミハナダイの仲間です。

 近くでもう1個体観察できました。

 

その後はユックリ散策しながら…

 スミレナガハナダイ

 フタイロハナゴイ

 ヒメニラミベニハゼ

 ニシキリュウグウウミウシの仲間

 サガミリュウグウウミウシ

 ウデフリツノザヤウミウシを観察して浅場に戻りました。

 

浅場では…

 タスジウミシダウバウオ

 コモンウミウシ

 カミソリウオ。相変わらず単体です。

 カンムリベラ

 最後にミヤケテグリを観察してEXしました。昨日発見したクマドリは、行方不明になってしまいました…。