和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

上毛かるた。

2012-03-23 | 短文紹介
えっへん。プリンターを購入しました(笑)。
今回は、ブラザーHL‐5380DNにしました。
モノクロです。ネット注文で昨日夕方届く。
さっそく試運転。うん。印刷もきれい、両面もスムーズ。
これで、両面印刷も難なくできるなあ。
本を読むように、まずはプリントしてから読める。
スムーズなプリントアウトは心強いなあ。
買ってみれば、いままで何をしていたんだろうと、
思ったりするのでした(笑)。

さてっと、今日の新聞をひろげて高校野球をみる。
石巻工高は5-9で神村学園高(鹿児島)の敗れておりました。
石巻といえば、ゴソゴソと読売の古新聞をもらってきたのを、ひろげていると。

3月10日の編集手帳には、「宮城県石巻市の小学一年、佐々木惣太郎君(7)の作文『おとうさんへ』を本紙で読んだ」と指摘しております。それではと、さがすと、3月3日の社会面にその作文の原稿が、在りし日の家族写真とともに載っておりました。うん。読めてよかった。作文のはじまりの一行は、「おとうさん、ぼくはげんきだよ。」でした。
亡くなった父親は石巻市立大川小教諭だったのだそうです。「児童74人、教職員10人が犠牲になった大川小」。心をあらたに、津波を思うのでした。


学校といえば、今日の産経新聞一面に曽野綾子さんが「小さな親切、大きなお世話」というコラムを書いておりました。そこにご自身の学校のことが書かれておりました。

「私は修道院付属の学校で幼稚園から大学まで教育されたので、昔の修道院の空気をよく知っている。」

3月10日読売夕刊に新保祐司氏が「内村鑑三 心の復興の灯台」と題して文化欄に書いておりました。そこにこうあります。

「今日の日本人が振り返るべき『明治の精神』の群像には福澤諭吉、岡倉天心、夏目漱石、森鴎外など多くの偉人が存在する。その中で『災後』に生きる日本人にとって最も必要な人物は、『文明開化』を推進した福澤でも、『かのやうに』の相対主義に耐えた鴎外でもなく、近代日本の代表的基督(キリスト)者、内村鑑三であろう。」

という指摘の文なのでした。

「高崎藩の下級武士の子であった内村は、群馬県で長い伝統を誇る『上毛かるた』の、『こ』に入っている。『心の灯台 内村鑑三』である。これは、よく出来た読み札だと思う。大震災後の日本は、政治・経済の混迷に留まらず、精神や道徳、あるいは文化といった『心』においても闇が深まりつつある。・・・」



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