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和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

2025年『安房の関東大震災』はじめに。

2025-04-25 | 地震
そういえば、曽野綾子著「心に迫るパウロの言葉」(海竜社)に
おもしろい『 自信 』への指摘がなされておりました。

「・・それ以来、私は何について自信があるといったって、
 人の気持ちが分かるわけがない
 という点について自信を持つようになった。

 よく、人から聞いた噂をもとに怒ったり
 あきれたりしている人がいるが、
 それぐらい無駄なものもないので、
 私は自分が直接聞いたことか、
 その人が自分で書いたものしか、
 あまり信用しないことにしている。
 新聞の談話などというものも、
 実にいい加減なものである。・・・   」(p153~154)

昨年の読売新聞2024年2月1日文化欄に
関谷直也氏(総合防災情報研究センター)へインタビュー記事がありました。
こちらは、いい加減じゃなく読めました(笑)。
そのはじまり

「能登半島地震が起きて改めて、各地で起きている災害を
 自分事として考えているか、と思わされた。
 まず各地域で災害の特性が違うことを理解しなければいけない。」

そのあとに

「 地震と津波、火災など、
  地域ごとの災害の特性を伝え継ぐ必要がある。・・  」

「 過去の災害の歴史を正確に学ぶことは大切だ。・・  」

「 災害は忘れられることを前提に、
  地域で起きた過去の災害を知り、
  よその災害を学び、
  語り継ぐことが、真の防災だと思う。・・  」


ここに、「 地域ごとの災害の特性を伝え継ぐ必要がある 」とあります。
重要性に、各地域ごとの『災害の特性』を伝え継ぐことがあげられている。

はい。これからは、地域の『災害の特性』を語る必要があるという
方向性が示されているのでした。
うん。この指摘の上にたって、『安房の関東大震災』を語ってゆきます。
幸いなことには、安房の関東大震災に関しては、
検討にあたいする資料記録が地元にあるということです。


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