今年は、本を読む気がしないので、
それじゃあと、ひらきなおって、
「ゆっくり読む」ことをテーマに(笑)。
ということで、本棚からとりだしたのが
山村修著「遅読のすすめ」(新潮社・のちに文庫)。
ここに益田勝実の名前が登場。
古本を買うにも筋道が、
それなりにあるようで、
益田勝実の古本を買おうとした、
それにもキッカケはありました。
そこをもう一度、確認しておきたく。
まず気になったのは、この箇所でした。
「私は、夜は畳の上に正座して
足をしびれさせながら、朝夕は通勤電車の
ざわめきに身をまかせながら、本を読む。
そうして皮膚感覚はいささか緊張させながら、
息をととのえつつ、ゆっくり読む。
速く読んでいては気がつかない一節も、
ゆっくり読むことで目をとめることができる。
はっとおどろくこともできる。
たとえば岩波文庫の柳田國男『木綿以前の事』は、
国文学者・益田勝実が『解説』を書いているが、
これは解説文のなかの傑作である。
読んでいると、益田勝実という人の
読みかたが想像されておもしろい。
明らかにゆくり読む人であると思う。」
(第5章「読書の周辺」単行本p120)
う~ん。
ここではじめて、益田勝実という名が
私の中にひっかかりをもちました(笑)。
「明らかにゆっくり読む人であると思う」
という人の文を読みたいと思ったのは、
山村修氏のこの文によってです。
そういえば、私の手もちの本でいえば、
岩波文庫「北越雪譜」の解説のあとに、
「『北越雪譜』のこと」として益田勝実の
文が載っております。
佐々木喜善著「聴耳草紙」(ちくま文庫)の
解説「聴耳の持ち主」も益田勝実でした。
あとは
なにより、柳田国男本の解説があります。
うん。本年度の読書のスタートラインは、
私は益田勝実。ということで、
もう一度、スタートラインの確認をして、
気がつけば、もう4月25日(笑)。
それじゃあと、ひらきなおって、
「ゆっくり読む」ことをテーマに(笑)。
ということで、本棚からとりだしたのが
山村修著「遅読のすすめ」(新潮社・のちに文庫)。
ここに益田勝実の名前が登場。
古本を買うにも筋道が、
それなりにあるようで、
益田勝実の古本を買おうとした、
それにもキッカケはありました。
そこをもう一度、確認しておきたく。
まず気になったのは、この箇所でした。
「私は、夜は畳の上に正座して
足をしびれさせながら、朝夕は通勤電車の
ざわめきに身をまかせながら、本を読む。
そうして皮膚感覚はいささか緊張させながら、
息をととのえつつ、ゆっくり読む。
速く読んでいては気がつかない一節も、
ゆっくり読むことで目をとめることができる。
はっとおどろくこともできる。
たとえば岩波文庫の柳田國男『木綿以前の事』は、
国文学者・益田勝実が『解説』を書いているが、
これは解説文のなかの傑作である。
読んでいると、益田勝実という人の
読みかたが想像されておもしろい。
明らかにゆくり読む人であると思う。」
(第5章「読書の周辺」単行本p120)
う~ん。
ここではじめて、益田勝実という名が
私の中にひっかかりをもちました(笑)。
「明らかにゆっくり読む人であると思う」
という人の文を読みたいと思ったのは、
山村修氏のこの文によってです。
そういえば、私の手もちの本でいえば、
岩波文庫「北越雪譜」の解説のあとに、
「『北越雪譜』のこと」として益田勝実の
文が載っております。
佐々木喜善著「聴耳草紙」(ちくま文庫)の
解説「聴耳の持ち主」も益田勝実でした。
あとは
なにより、柳田国男本の解説があります。
うん。本年度の読書のスタートラインは、
私は益田勝実。ということで、
もう一度、スタートラインの確認をして、
気がつけば、もう4月25日(笑)。
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