わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

(記事はリンクフリー)

光満ちた世界(3)

2023-02-26 08:34:59 | 癒し
     (前日からの続き)    
本当の真実の姿というのは、それでは何か
といえば、それはどんな時にも動かされない、
どんな時にも迷うことがない、疑う余地のない
神様の愛の光というもの。

例えば、どんな業の中にあっても、その業を
ゆるやかに、愛情をもって消してゆきながら、
ついに、その業の闇をも光に変えてゆく、
そういう大愛。
それが真実の光の世界であります。
で、この真実の光の世界というものを、実は
私たちはそれぞれの心の中にもっておりまして、
本当はこれが原動力になって私たちが生きて
ゆくことができるということであります。
ですから、そこへずっと気持ちを集中し心を
集中し、祈りを集中してゆけばですね、いつも
私が申しましたけど、一分キリスト一分釈迦
一分老子になることができる。
老子が無為と申しましたのは、何もしない
ということではありません。
あるがままの自己というものをほがらかに
認めて、そうして、そのほがらかな自己という
ものをさらにポーンと投げ出して、笑顔
でもってそれを見つめていると、そこから光
というものが見えてくる。
光以外に見えてくるものはない。
そういう世界であります。
そういう世界に本当は人間は遊ぶことが
できる。
          (つづく)