ruruBの極楽な日々

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阿修羅展

2009-06-04 23:36:35 | 展覧会
今日は盛りだくさんな一日だった。

まず午後、実家へ行き鍵屋さんに補助錠をつけてもらった。そこへ友達Aに来てもらい、おしゃべりして時間をつぶし、夕方ふたりで阿修羅展に行った。

Aは先週一度観に行ったのだが、6月7日の閉会までにもう一度見に行きたいというので、いっしょに行くことにしたのだ。

私は連休が明けたら阿修羅像を見に行きたいな~と思っていたのだが、父のことですっかりすっ飛んでしまった。

でもこうしてまだギリギリ開催されているということは「見に行け」ということだもんね。

そう、阿修羅像は昔から好きだった。

中学の美術の教科書だったかな~。阿修羅像が載っていて「なんてかっこいい顔をしているのだろう」と、ちょっとした恋心を抱いたことがあったのだ。



当初は6時までの予定が、好評につき、2日から8時に時間が延長されているので、それがみんなにあまり知られていないのをねらって5時半ごろ行った。

でも甘かったね。60分待ちだった。

実際には3~40分で入れるのでは?と思ったけど、甘かったね。

50分は並んだ。

ほかの展示は歩きながら観ることにしてメインの阿修羅像の展示室へ向かう。

Aが言っていたように阿修羅像のまわりには5重くらいに人の輪ができていて押しくらまんじゅう状態だ。

Aは先週、結局阿修羅のそばには近づくことができず、遠巻きの輪をまわって帰ってきたと言っていた。

私はせめてもう少し近くまで行きたかった。Aと腕を組んで離れないようにし、肩の位置を垂直にして力を入れずに押しくらまんじゅうに漂うようにしながら肩先で隙間をさぐりつつ、少しずつ阿修羅像のそばに近づき、いつのまにかAともども最前列へ行けた。

最前列にはスタッフのお兄さんがふたりいて「立ち止まらないでください~!」と人を右回りに力づくで押して回していた。なので自動的に一周し、列からぬけた。

阿修羅の端正な顔やすんなりとした体つきややわらかいドレープの入った衣服やめずらしい後姿を間近から堪能できた。ぎゅーぎゅー押されながら、だったけどね。

ふぅ、そんな混雑ぶりを中央でながめながら阿修羅はちょっと困ったような顔をしていた。

阿修羅像はやはり写真で観るのとは大違いだ。この完璧な姿の魅力的な仏像が1300年も前に作られ、こうして今の時代に間近で見ることができるというのは奇跡に近いことだと思う。



新しい興福寺で展示されるのは平成27年。6年後である。そこではガラスの中だし、後姿も見られないそうだからね。今回のような状態で見られるのは最後なんだわね。

阿修羅展が終わって上野へ向かうときに友達Kから電話があった

8時にKとKの友達2人と4人で食事をしながら飲むことになったのだ。

私はK以外は初対面なのだけど。

いつものことだけど、Kの顔の広さ、人脈のすごさにはビックリだ。

今回の4人での食事もホントに楽しかった。



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