海のエジプト展

１０日は友達２人と横浜のみなとみらいで開催中の海のエジプト展に行ってきた。

夏休みほど混んではいないものの、平日でもチケットを買うときに並ぶ、とのことだったので、あらかじめオンラインチケットを買って行った。

これ正解。会場についたらホントにチケット売り場で並んでいたよ。

私たちは音声ガイドのヘッドフォンを借りて広い会場内を観ていく。

海に沈んだ３つの都市、カノープス、ヘラクレイオン、アレクサンドリアごとに展示品が分けられている。



今回の目玉、ヘラクレイオンの神殿前に立っていたとされる５メートルもの高さの石像。





こんな風に海底に眠っていたものが引き上げられた。




石像を目の前にすると、圧倒されるほど大きい。よくこんなものが何千年も海の底に沈んでいて、２００９年の日本に住む私たちのところまではるばる運ばれて来たものだ！

そして、当時はこの石像の向こうに同じバランスの巨大な神殿が建っていたのね。想像するだけですごい。



紀元前３７８年の石碑。高さは約２メートル。２３００年以上も昔のものなのにヒエログリフもクッキリ。



スフィンクス。

それから３都市で見つかった金のアクセサリーや貨幣たち。



小さなものなのに、繊細な細工が施されている。すごい技術だよね。


とにかく会場が広くて出品が膨大だったのでサラッと観てまわっても２時間以上はかかったかな。

いや～、おもしろかった。

エジプト行きが控えているので、エジプト熱があがっていて、８月からいろいろ本を買ってエジプトのことを学んでいる。

たとえば左足を前に出しているのはファラオが存命中に作られた石像。没後石像を作るときは両足がそろえられている、とか、簡単なヒエログリフの意味、エジプトのファラオや神々の神話など、知らず知らずに知識がふえたので、展示物がより深く語りかけてくるようだった。

出口のおみやげコーナーにウワサのガチャポン（公式フィギュア）があったのでやってみた。

全１１種。そのうち２つある潜水夫のはイヤだな～と思っていたら潜水夫のやつを当ててしまった（悲）。なのでリベンジ。２度目はいちばん欲しかったスノードームだったよ。





でも、潜水夫が引き上げようとしているスフィンクスはファラオだったクレオパトラの父、スノードームのほうはクレオパトラの息子のカエサリオンの頭部像。

どちらもクレオパトラつながりということで。