ruruBの極楽な日々

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抱擁のかけら

2010-01-26 23:06:00 | 映画


ペドロ・アルモドバル監督の「抱擁のかけら」の試写会に行って来た。

監督の映画は以前から好きで何本か観ているのだが、今回のはアカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされているので、かなり期待していた。

レナ役のペネロペ・クルスが綺麗~~。30代半ばの迫力のある綺麗さだった。

レナは父親の病気がきっかけで富豪の老人の愛人になるが、女優になる夢を叶えるために映画に出演する。その映画監督と恋に落ち、そこへ老人の嫉妬や監督の家族の想いが絡まって、物語は悲劇へとすすんでいく。

ストーリーはこんな感じなのだが、細かい設定や展開に完成度の低いところがあったように思う。しみじみ共感したり胸に迫ってくる部分が足りなかった気がする。

それとアルモドバル監督の作品は彼にしか作れない、ひねりの効いた個性的な作風が持ち味だと思うのだが、今回の作品は今までよりまともで一般受けしそうな、要するにいつもよりおとなしめな印象を受けた。

やっぱり私には、最初に観て感動した傑作「オール・アバウト・マイ・マザー」(1999年)を超える作品ではなかったな。

ちょっと残念。次に期待、かな。



もうひとつのポスター。昔の洋画ポスターっぽくて好みだな。






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