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ruruBの極楽な日々

グルメ、不思議、エンタメに好奇心は全開!
目指せ、もっともっと楽しい毎日♪

レッドクリフ

2008-12-11 00:20:26 | 映画
今日は父の通院に付き合った。

Yさんは用があったので途中で抜け、病院の後は父とふたりで渋谷に出てお昼を食べた。

せっかくなので映画を見ることにした。

109の横の渋東シネタワーに行ってスケジュールを見たら、見たかった「ハッピー・フライト」や「ウォーリー」は時間が合わなかったので「レッドクリフ」を観た。
戦闘ものだし、2時間半と長いし、巷の噂では賛否両論で「どうかな~」と思ったけれど、想像以上におもしろかった。

なにより出演者が豪華なのがいい。トニー・レオンも金城武もかっこいい。お金がかかっていて迫力があるのもよかった。

父も寝ないでずっと観ていた。おもしろかったんじゃないかな。むしろ私が途中でちょっと眠っちゃったよ。あはは。

父は映画が終わったとたんに何を見たか忘れちゃうんだけど、観ている間おもしろければそれでいいんだよね。「何を見たか覚えていられないのなら最初から観なくてもいいんじゃないの?」ってことにはならないと思うんだ、私は。

これはパート2も観なくちゃだ。

最後のエンドロールで流れた歌がよかったわ。

映画後にシネタワーの1Fのクリスピードーナツに寄って10分ほど並び、ドーナツを食べた。



これ。なんていう名前か、忘れちゃった。甘くておいしかったんだけど、ドーナツというより、菓子パンに近かったかな。

それから昨日知った(いままでくわしく知らなかった・汗)岡本太郎の「明日の神話」を観て帰った。

きのうたまたま渋谷に誘致するまでのドキュメンタリー番組をやっていたのだ。

井の頭線へ行く通路で11月17日から公開されていたのね。

1968~9年にメキシコで描かれたあと行方不明になっていて2003年に発見されたのだそうだ。



すごい絵だね。



まぼろしの邪馬台国

2008-11-29 23:55:19 | 映画
Yさんが用があってお出かけだったのでまた父を連れ出して映画を観てきた。

11時ごろ実家へ寄って電車で品川まで行き、地鶏屋さんで伊達鶏と銀杏の秋味親子丼を食べ、品川プリンスシネマへ。

この前「おくりびと」を観た帰りにのったタクシーの運転手さんが「『おくりびと』もいいですけど『まぼろしの邪馬台国』もいいみたいですよ」と教えてくれたので、今日はその映画を観た。

半分実話で半分フィクションなのだそうだが、盲目の島原鉄道の社長が邪馬台国のあった場所を奥さんとともに探すというお話。時代設定が昭和12年から40年代までなので昔風な感じで話がすすんでいく。

物語の前半で若いころを演じる吉永小百合が年齢的に無理があったのと、昔から個人的に竹中直人は声が大きくて演技が大袈裟なので苦手だったのと、映画の作りが正統でまじめすぎたのと、途中テンポが遅くてあくびが連発したのに目をつぶれば、全体的になかなかよい映画だったと思う。「おくりびと」には及ばないけれど。

竹中直人が求婚するところがよかった。それからやっぱり吉永小百合はすごい女優だなと思った。日本人の老若男女なら誰もが好きなタイプの女性を演じることができるからだ。神々しい母性の象徴というか。こういう人ってめったにいないと思う。というか、演じている女性と吉永小百合本人にそれほど開きがないんだろうな。そんな気がする。

バスガイドになる村の女の子役で柳原可奈子が出ていた。コロコロしていて可愛かった。

吉永小百合、30代には無理があったとはいえ、ホントに上品できれいだった。



父は予告のときに目を閉じていたので横からツンとつついて起こした。本編がはじまってからは途中で一回だけ目を閉じていたのでまたツンとつついて起こしてからは最初から最後まで観ていた。



映画が終わってからお隣りのパシフィックホテルでアップルパイを食べ、また電車で帰ってきた。

今日は往復タクシーを使わずに歩き、駅の階段も使ったので父にはけっこう運動になったんじゃないかな。

でも実家に帰ると今度は胃がムカムカすると言いだした。

なんでだぁ?

持っていた胃薬を飲ませたけれどなかなか治らなかったみたい。

なんでだぁ?

胃潰瘍か~? 心配ごとはつきないな~

夜になったら「ムカムカは治った」と連絡が入ったが、念のため次の病院のときに言ってみよう。
そういえばこの前も一時的に「ムカムカする」って言ってたようだし。


おくりびと

2008-11-23 12:40:53 | 映画
22日は、Yさんが留守でいないというので、父といっしょにお昼ご飯と映画に行くことにした。映画は観たかった「おくりびと」。友達が観て絶賛していた映画だ。

10時すぎに実家へ行き、タクシーで品川に出て、品川プリンスシネマでまず映画のチケットを購入。

ウィング高輪に秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」というお店があり、奥がレストランになっていたので、そこで食べた。

私は「きりたんぽカレー」を。きりたんぽでカレーを食べるんだよ、おもしろいよね。

こういうの。



おいしかったよ。

店内にポスターが貼ってあって、



ババヘラアイスっていう秋田名物のアイスがあるというので、ひとつだけ取って食べてみることにした。

ババヘラのネーミングの由来は「おばあさんがヘラで形作るから」なんだってさ。

ピンク(いちご味)と黄色(バナナ味)で作られたバラの形がきれい♪

で、運ばれてきたのは、これ。   あれ?



「これ、バラじゃないよね?」

と思わず運んできたお兄さんに言うと

「はい、バラ、のようなものです」と返ってきた。

あはは! おもしろい。

父と半分こで食べた味はイチゴとバナナのコラボが絶妙でとってもおいしかったけどね。

帰ってからネットを見たら、こんな風だった。へぇ、なるほど。バラの形がちゃんと作れる人はたったひとりしかいないんだ。


それから映画を観た。

チェロ奏者として職を得たオーケストラが解散し、職を失った大悟(もっくん)は妻(広末)と郷里の山形に帰る。「旅のお手伝い」という広告を見て面接に行くとそれは実は「安らかな旅立ちのお手伝い」の納棺師という仕事だった。

死にまつわる映画なので多少は暗かったり重かったりするのかと思いきや、まったくそんなことはない。

むしろコミカルだったりほほえましかったり。それでいて短くても心に響くセリフや丁寧に作られたストーリーで、静かに深く感動する映画だった。

本編が2時間20分あるのだけれどその長さを感じさせなかった。

いや、すばらしい。この映画はモントリオール映画祭でグランプリを取ったというが、アカデミーの外国語映画賞もいけるんでないかい?

遺体に化粧を施し綺麗にしてあの世へ送り出すという納棺師の役割は、日本人の持つ死に対する姿勢をよくあらわしている。

納棺師の手際のよさ、たたずまいとしぐさの美しさは日本舞踊や茶道に通じるものがあった。

フラガールのときみたいにこの映画も涙ボロボロでかなり泣けたけど、それは哀しい涙じゃなく、感動の涙ってやつだった。

いいよ、ホントによかった。

音楽もすごく良かった。

9月13日公開なのでもう終わっちゃったかな、と思ったらまだやっていてよかった。2か月以上のロングランの理由がわかる。でも私たちの観た12時20分の回はガラガラだったよ。10人いたかどうか…。

この映画、おすすめなのにな。

映画のあとコーヒーを飲んでタクシーで実家のそばに戻り、髪が伸びていた父を理容店に連れて行った。髪の毛もひげも小ざっぱりして、好々爺になった。いいじゃんね。

家でYさんの帰りを待ち、近所にお寿司を食べに行った。

ご飯を食べながらYさんとヒソヒソ話した。父が今日も起きるときはしぶったけれど、いったん起きたら9時間くらいちゃんと起きていること。映画もずっと起きて観ていたし、話すことも表情もいい感じにしっかりしていること。

これがいつからかというと、1週間前に末広亭に落語を聞きに行ってから、だということ。

落語ってやっぱり脳にいいんじゃないか。脳のどこかを刺激して間違いなく活性化させるんじゃないか。しかも持続性がある。そうとしか思えない。

ちょっと前までの父を知っているので、すごくうれしい。

あ、そうそう、そういえば今日むかついたことがあった。

父と出かけるとき「ジャケットの中はベストじゃ寒くない? カーデガンを着ていく?」と聞いたら、
「いや、ベストでいい」と言ったあとに、
「カーデガンじゃない、カーディガンだぞ、カー ディ ガン。カーデガンなんて言ってたら恥ずかしいぞ」
てなことを言われたのだ。

!!!!

81歳の老人に英語の発音のダメ出しをされた!

あはは、すごくショックだったんですけど。

その木戸を通って

2008-11-21 02:02:15 | 映画
友達Aと、Aの友達のSさんとKさんが銀座で会うというので私も参加してきた。

松坂屋ななめ前のグリーンビル5Fの「嘉の香(かのか)」っていうお店で京おばんざいブッフェのランチを食べ、ソニープラザ3FのRAKIっていうカフェでお茶した。Kさんが仕事で先に帰り、代わりに新宿からSさんの知り合いのMさんがやってきた。

そういえば、RAKIに行く途中で消防車がけたたましく何台もやってきていた。どこかでボヤ?と確かめたらシャネルの2階あたり?だった。近くには焦げたみたいなにおいが漂っていた。でも煙はほとんど出ていなかったから軽いボヤくらいですんだんじゃないかな。

お茶を飲んでいる途中で、Aと私はプランタンの隣りの丸の内TOEIに映画を観に行った。

市川崑監督の15年前の未公開映画「その木戸を通って」

銀座に行くなら15時か17時の回、どちらかを観たいな~と昨晩思っていたのだ。

山本周五郎原作のちょっと不思議な短編小説がもとになっていて、副題は「FUSA」。

ある日、ふさという記憶喪失の女性がふらりと若い侍の家にやってくる。
侍と結婚し娘を産んで幸せな家庭を築くが、ある日またふらりと幻の木戸を通ってどこかへ行ってしまう。
いつか自分と娘のもとにふさは帰ってくると待ち続けて17年。
娘の祝言の日に侍はつぶやく。
「俺はほどほどに幸せだった」

な~んかね、描かれている情景が美しいの。緑の竹林や侍の家である日本家屋やちょっとした暮らしぶりなど、すべてが。

ふさ役の浅野裕子も本当に綺麗だし、中井喜一の侍ぶりもいい。

ただ私には少し展開のテンポがゆっくりすぎて、ともすればだる眠くなりそうだったので、もう少し早めにしてほしかった。
そんなことを言ったら、Aは「え? 私にはちょうどいいテンポだったよ」と言っていた。

う~む。そっか。

映画は「あれ? そこで終わりかい?」みたいなところで終わったので内容的には真相は藪の中、観た者の想像にゆだねられた形だった。

エンドロールに市川崑監督直筆の映画の絵コンテが次々に映し出されて、それがとても趣きがあって素敵だった。かわいいの。監督は今年の2月に92歳で亡くなったから、この映画を作ったときは77歳だったのよね。77歳の人の絵なのに、すごくかわいかったの。


ハンサム・スーツ

2008-11-13 23:43:16 | 映画
今日は友達Fと品川プリンスシネマで「ハンサム・スーツ」を観てきた。

気がよくて料理がうまいけど不細工な塚地が、着るだけでハンサムになれるハンサムスーツのモニターになってハンサムを体験するというお話。

映画の中でハンサムスーツを売ってるお店がホントに洋服の青山で笑った。

谷原章介ったら、ハンサムなのに塚地風なおちゃらけた演技がうま~い。ギャップがあっておもしろ~い。

というわけで笑いっぱなしでおもしろかった。スーツといっても「ゴーストバスターズ」のマシュマロマンを可愛くしたみたいなキャラクターの着ぐるみなのだけど、そのキャラクター「ハンサムスーツ」がかわいいの。

写真の真ん中あたりにいる白い人形。

あと、塚地が好きになるヒロコちゃん役の北川景子がかわいかった。




平日の日中だからか、お客の入りがめちゃくちゃ少なくて座席の真ん中へんにポツポツしかいなかった。

おもしろいのに!

「笑う」ってことは体にいいと思うの。ほんわかした気分になれるし、こういう映画を見るとリラックスできて免疫力が上がるんじゃないかしら。

映画を観る前に品川プリンス内の「ななかまど」で和食ランチを食べた。

ここも最近、流行りの和食ブッフェに変わったようだ。お店がとても広いのにかなり混んでいてお昼になったらさらに人が増えてごった返していた。

和食のお料理のほかにお蕎麦やデザート、コーヒー、4種類のアイスクリームも選べて1,050円だもの。

安いよね、庶民の味方だ。


五穀米にとろろをかけてとろろご飯。



くず餅と寒天に黒蜜きなこ。フルーツ缶と杏仁にヨーグルト。


映画が終わったあとWingのアンナミラーズでお茶を飲みつつアップルパイを食べた。



けっこう大きいんだよなー、ここのパイ。

今日も色々食べてしまった…(汗)

帰りにちょっと実家に寄って父に会ってから帰った。プリンス内のお店でみつけた4㎝くらいのミニミニ獅子舞をあげた。