VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

退職記念品とリクルートの社長

2006年04月25日 | 社会・文化
ティファニーから宅配が届いた。
開けてみると、リクルートからの退職記念品だった。蓋が開け閉めできる携帯用の目覚まし時計。
辞めた人達から早期退職金&株の事は聞かされても、記念品の話を聞いたことが無かったので驚いた。
「こんな気の利いた事もするんだ・・・」と。

ティファニーの法人サービスは、私も営業時代からお世話になったお客様への贈り物をする際
ユニセックスなブランドであり、贈り手としては白いリボンに女性らしさのある所が好きで使っていた。

丁度、先週に柏木社長と話し込んだ後だったので
柏木さんから貰ったみたいな気になった・・・・・
たまたまブラッと柏木社長の近くを訪れた際、お席にいらっしゃったので
退職の挨拶をしたところ、隣の会議室に呼び入れて下さって
(注:リクルートでは社長も一般社員と同じオープンフロアに座っている為)
ジックリ話を聞いて下さった。
私一人の事からも、会社の問題を実感しようとされていた。真面目で感性のある方である。

まだ47,8歳なので、私なら世代も近くそんなに遠い存在でもないのだが
会社内に居ると、かなり縁遠かった。組織というグラスシーリング。
それに私はやはり江副浩正時代のリクルート社員で、私の中に隔世の感があるのも確か。
その頃の江副さんはカリスマであっても、何だか近かった。一緒に頑張ってる気がした。
安比高原の自室で飲ませてもらったりもしたなぁ・・・ただの女好き、というだけか?!)

もうその頃のリクルートであってはならない訳で、SmartでCleanな社長&会社なのである。
そうなのだが、一時リクルート会長でもあられたダイエー中内さんの
「リクルートは、いかがわしいくあれ!」と事件後、激励された事も思い出す。

まだ片足をリクルートに突っ込んでいる私としては、
古き良き時代のリクルートマンシップ
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」を今、実践中ということになる。






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