VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

R25 Cafe

2006年09月21日 | Friend

銀座7丁目のリクルートビル(元、日軽金ビル)の外堀通りに面している1階は
「みずほ銀行」だったが銀、行統合により今年、店舗が閉店となった。

そのあとに、リクルートが「R25 Cafe」をオープンしている。
フリーペーパーの「R25」ブランドのカフェという事であるが、カフェの運営は(株)エムフーズの「ZOKA」が入っている。

こだわりの豆とバリスタ教育に熱心な「ZOKA」は、岩崎社長が私の元、上司であった事もあり
今回の出店には少しご協力をしたのだが、「R25 Cafe」へ入ったのは今日が初めて。
明るい店内、ベーグルなどオシャレなフードも豊富だった。

そこで私は元同僚と、「住宅は、まだ買いか?」みたいな相談を受けながら1時間ほど過ごし・・・次のパーティーへ向かった。


AIDECにトーネット氏

2006年09月21日 | 住宅業界
AIDEC社の佐々木女史から『THONET+COR 新作展示会』のご案内を頂き、南青山のショールームへ伺った。

写真左の、エントランス正面にあった、COR社のJuraシリーズの白い革のソファに
水色の布製バッククッションの組み合わせは、上品なカジュアルで新鮮な組み合わせ(約100万円)。
座り心地も広い座面がしっかりしていて、心地よい。

そして本日は、かのTHONETの末裔であるトーネット氏も来日し
バウハウス時代の復刻版の新作発表に、華を添えられた。(頼むと喜んで、プロダクトに腰掛けてくれた!)
私の携帯カメラに興味深々、綺麗な英語でお話になる素敵なオジサマだった。

今日のテーマカラーの一つ“Blue”のシャンパンも振舞われ、大勢の来場者で大盛況。

国際インテリアデザイン協会・丹羽日本代表方々ともご挨拶し会場を後にした。


住文協「旭化成の2世帯住宅追跡調査」

2006年09月21日 | 住宅業界

住文化研究協議会の研究部会、本日のスピーカーは旭化成ホームズの入澤女史。

旭化成は1980年に「二世帯住宅研究所」を設立して以来、業界でこの分野をリードしてきた。
今回は、その旭化成だからこそできる
“20年前に二世帯住宅を建てた世帯のその後”を追跡した結果を共有して頂いた。

当時37.4歳だった施主(夫)が、57歳になって家族や住み方がどのように変化したか?
住宅メーカー側が予測していた仮説などとのギャップもお話下さった。

既に32%の世帯が、同居を解消されていたり(親の死、子の独立)
47%が、介護を経験していたり。
ただ、同居解消者が空き室をい賃貸運用しているのは、8%に留まり70%は考えたことも無いという状況。
(建物が完全分離型でないと対応し難いが)

二世帯住宅に住まうメリットは
[急病時][子供の世話][旅行/外出]という事で、これは建物の共有度には関係ない。
一方、満足度については
[台所・浴室・玄関は別で、内部で行き来できる]建物に住まう方々が高く
[浴室・玄関が同じ]建物となると、不満が高まるように差が出ている。


今回は併せて『ヘーベルVilage』(高齢者専用賃貸住宅)の状況もご報告頂いた。
まだ件数が少ないがお話を聞く限り、やはりシニアは多様でマーケティングし難くビジネスに乗り難いと実感。
       (団塊ジュニアのように「子供/家族の為」というマスの最優先ニーズが無い。)

ただ、「80㎡は欲しい」といった、広さに対するニーズは色んなところで出てくる結果と同じ。
となると、家賃も高くなりターゲットは狭くなってしまう・・・というジレンマ。

また、住いやエリアに対する郷愁、あるいは年齢による諦めなどが強く作用し
合理性に反しても、“行動は起こさない”と留まってしまう事も多いようだ。

う~ん、やっぱり60代が住み替え適齢期という事で
決断の後押しとなる環境を作っていくのが、業界的には妥当かなぁ。