goo blog サービス終了のお知らせ 

VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

コシノジュンコ邸②

2006年05月24日 | 住宅業界
ご自宅を、コシノジュンコさんご本人だけでなく、旦那様までお時間を割いてご案内下さった。
先のレクチャーで「自宅はずーっと靴を履いた生活」とおっしゃっていたように
我々も和室以外は土足にて上がらせて頂いた。

圧巻のリビングルーム以外にも、上下に段差を付けた面白い空間がいくつもあった。
キッチン【写真左から2つ目】に面して一段下がった、
ファミリールームのようなおこもりスペース【写真3っつ目】は客人にとても人気らしい。
ちなみにキッチンは造作のようだがMinottie(ミノッティ)社、石のキッチンに「雰囲気が似ているね」と
輸入代理店である、クライスの高原まみさんとうなずく。
【写真左はコシノさんを交えて3人で記念撮影】

トイレは竹の集成材を使った壁に石の洗面など、心地よいクリーンなスペース。


見学後に、1階ショップでお洋服も拝見。
実はショップもブランドも初めてであったが、結構、私の好きなデザインがあるではないか!
同じ関西&小柄という要素が引き合うのか・・・ジャケットとパンツを購入。
これって、予定どうりの展開にハマッテル?!

でもレクチャー以来、ジュンコさんのライフスタイルや家に対する思いは共感する所が多く
今日も素敵な機会を下さって、とても感謝感謝!

コシノジュンコ邸①

2006年05月24日 | 住宅業界
国際インテリアデザイン協会(IIDA)の企画で、ファッションデザイナーのコシノジュンコ邸にお邪魔した。

南青山のショップ・ビルのペントハウスが、ご自宅になっている。
横堀健一さんの設計ではあるが、コシノさんがかなりデザインに関わった」
とお話してくれたのは、旦那様の鈴木弘之さん。
そうと伺う前のお部屋をご案内して頂いている際、細部まで良くご存知なので
「建築家の方ですか?」と聞いてしまった私に「イエ、ここの住人です・・・」と。スミマセン!

何といっても見所は、ビルの最上階の中庭。【写真】
それを囲んでガラス張りの回廊およびリビングから、大胆に自然を取り込んでいる。
空と光、そして大きな水盤による髄面のゆらぎが大都会のスピードを忘れさせる。
と思えば、リビングルームもう一方の窓一面には、東京タワーと六本木ヒルズ。

家はおもてなしの為にあるというポリシーを伺っていたが、
まさしく、驚きやくつろぎのスペースがあちこちに見られた。
最初の客人は、プラシド・ドミンゴ氏であったとの事。
その声量で強化ガラスのスライドドアも揺れたという、こぼれ話もご披露下さった。