四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

第七十七番 道隆寺へと

2006-05-19 10:55:03 | 宗教
七十七番さんまで、四キロ余歩き続けた。
道隆寺・仁王門前の「大本山 道隆寺」「本尊 薬師如来」の
石柱の前で、写真を撮って頂いた。
立派な仁王門を入ると、本堂までの間に七十余体の観音像などが
立ち並んでいる。参拝を済ませた。

第七十六番 金倉寺へと

2006-05-16 15:50:10 | 
1997 6/15(44日目)
AM4.30 起床 体操 *大師の父・善通(よしみち)より、善通寺と命名。
AM5.30・・・・・>AM6.30 朝のお勤め。
薄暗い中、護摩壇で火が焚かれ、何人もの僧侶の大きな声で、お経が
唱えられた・・・その雰囲気の中に引き込まれて行った。

その後、管長さんから「法話」を、お聞きしたが、その内容に付いての
記録が無い!!! 思い出せない。
唯、大師が唐に留学した時に「恵果阿闍梨」から、授けられた金銅の錫杖を
拝観させて頂いた・・・の、記録がある・・覚えている。
それと、昨日見た羅漢さんは、五百羅漢の内の、108体が並ぶとある。

 *2006 5/16 辞書を引くと、小乗仏教で、悟りを開いた修行者に与え
 られる、最高位の称号。また、悟りを開いた聖者とある。(阿羅漢)
 羅漢・・・ 煩悩を殺す意(梵語の音訳)悟りを開いた修行者。
 
 *108の煩悩と、108体の羅漢像(聖者)との関係は?
 お分かりの方、どうぞ教えて下さい。

AM6.35 朝食
AM7.00 スタート
雨が、ポツポツと降り出した。
東の赤門の所で、お爺ちゃんと、今日の天気に付いて話す。
お爺ちゃん「今日は夕方まで大丈夫よ~~」と、雨が降っているのに・・。
雨は段々に強く降り出し・・・傘を差した。
心経を唱えながら・・・晴れた日の方がルンルン気分だが・・仕方が無い。

金倉寺さんに到着。
参拝を済ませて、休み所に行くと岡田さんが休んで居た・・や~や~。
彼の話を聞くと、何と、この巡拝が終わると、四回目の「結願」に成ります!!!。
自分の会社を持っています・・・気が向いた時に、来ています。
四国霊場八十八ヶ所の、お遍路の旅に「取り付かれた人」の、感が強い。
歩き方も、「四国の風に」吹かれて、飄々と歩く・・・のが、印象的だ。
      
これからの、道順・宿 等を、教えて頂いた・・・合掌。
又、彼は朝のスタートが、私より一時間~二時間早いそうだ!!!。
そう言えば、宿でのスタートは、何時も私が遅かった。

岡田さん曰く、貴方は歳の割には早く歩くので、付いて行けない・・・・
マイペースで歩くのでと言い、先にスタートした。

雨は小降りになって来た。
休み所の白い猫が、何時の間にか足元に来て、じゃれ付き出した。
家の「ミーちゃん」を、思い出しながら暫く相手をした。

*岡田さんとは、1998年・以候、年賀状での挨拶は続いている。
























第七十五番 善通寺へと

2006-05-15 17:04:01 | 宗教
甲山寺さんを後にして、田圃道を歩いて行くと善通寺の五重塔が
見えて来た。目的地が、見えての歩きは気が楽だ。
途中で、善通寺さんに電話を入れて、今晩の宿泊をお願いした。
昨晩に、しておくべきを・・・。
食事無しで、宜しかったらどうぞ、と言われたので、即 お願いした。

どんどん近ずく・・・心経を唱えながら・・鈴の音も軽やかに・・。
     
PM3.45 善通寺さんに到着した。今までのお寺さんと、雰囲気が違う。
境内に入ると、参拝者も色んな方々・・・山伏姿の人・・バスから降り
て来られた大勢の皆さん・・兎に角人が多い!!!。
そして、大きな諸堂・殿・館・・・が、立ち並ぶ・・中でも高さ四十五
メートルの「五重塔」は、大きく高い・見上げた・・青空が記憶に残った。
              
二層の金堂(本堂)・御影堂(大師堂)・・・も、立派だ。
円周が十二メートル以上ある「楠」の老大木が何本も立ち並んでいた。

参拝を済ませた・・・改めて本堂に行き、中に入る。
網で遮られた中え・・・どうぞ と 書いてある。
中は広い、今までに、こんなに広い本堂は初めてだ。

そこには、等身大に近い、おびただしい「石仏」が並んでいた。
今まで、遍路道や・・お寺さんで見て来た石仏は、柔和で・・優しく・・
微笑み掛けて来た・・・そして、心を癒し・・和ませてくれた。

だが、ここに立ち並ぶ、羅漢像?は凄い。
柔和・優しい・普通の顔も在るが、人間の、心の醜い部分を、顔に表した
羅漢さんが立ち並ぶ。
あっ・・・私が居る!!!!!・・・と、瞬間・・思った。
良くぞ、これだけの数の羅漢像を、夫々に違う顔の羅漢像を、造ったものだ。
百体・・・以上在るのか?・・・鳥肌が立った。

羅漢像の顔を見て、そう見える・・・それが、自分の心の中にも在るからだ。

参拝・見学・・を、済ませてから、外に出て夕食の買い物をした。

宿坊の受付に行く・・皆さん笑顔で、親切に対応してくれた・・嬉しい。

今日、心配だった足も思ったより、痛まず助かった・・合掌。

洗濯は、無料のコインランドリーが在り嬉しかった。
さすが~善通寺さん・・・合掌。
風呂も、ゆったりと頂いた。

食事の後、実家の兄・・塩さん・・ぼん太さん・・家内に、久し振りに電話で
近況を報告して、喜んで貰い、励ましの言葉を頂いた・・合掌。

 * 今日「般若心経」の、暗記が終了した。
   南無大師遍照金剛・・・合掌   
 
   寂聴さんの「般若心経 生きるとは」を、持参 時々就寝前に読んで
   来たが「理解した」とは・・・おこがましくて、言えるものではない。

  満ち足りた気持ちで就寝。

 *宿泊代 4.200円 

 *歩いた距離 25.7KM 累計 1.096.2KM









































第七十四番 甲山寺へと

2006-05-13 17:56:04 | 植物
甲山寺さんへの途中、コンビニが在り食べたい物を買う。
鶏肉の空揚げ・ソーセージ・道端に腰を下ろして食べた・・。
お寺さんの周りは、裏の山が半分は削り取られ、周りは砂利置き場
お寺さんの雰囲気を損ねていた。
こじんまりとした、お寺さんの参拝を済ませて、善通寺さんへと向かう。

第七十二番 曼荼羅寺へと

2006-05-13 12:07:45 | 動物
PM2.00 出釈迦寺さんをスタート。

PM2.06 曼荼羅寺さん到着。
先ず目に入ったのは、高さ四メートル、枝葉 東西十七メートル
南北十八メートルの「不老松」 エ~~これが一本の松!!!!!
小山の様だ・・・美しい。
参拝をして、ベンチで休んで居ると、一匹のワンチャンが、尻尾を振りながら
やって来た・・・頭をごり・ゴリと撫でてやる・・境内を一回りする間も
ず~と、付いて廻る・・・小形犬だが、あまり見たことも無い顔・首輪も
無いが、野良ちゃんでは無さそう・・可愛い・・。

アッ 又、付いて来られたら困る・・・家に帰りな~と、言えど知らん顔
ダメッ と、大きな声を出す・・・すごすごと、木陰に行く・・・。
人間だ~~!!。

PM2.30 スタート だめ・・ダメ・・だめ~。









第七十三番 出釈迦寺へと

2006-05-13 11:03:39 | 植物
途中・・竹林に入る、竹の、落ち葉の絨毯の中を下る・・滑り易いので
気をつける・・・以前にも、あった気がするな~。
歩いて行くと、大師が身を投げたと言う、捨身ヶ嶽の絶壁が見えた。
     
お寺さんの境内に、我拝師山々頂の、捨身ヶ嶽の遥拝所が在った。
山頂へは、約四十分かかると言うので、ここで遥拝をさせて頂いた。
(易きに付く・・・)
駐車場で昼食 食事所無く、鳥坂饅頭・牛乳で済ませる。


第七十一番 弥谷寺へと

2006-05-12 19:43:34 | 
1997 6/14 (43日目)
AM6.00 起床 体操 朝食AM7.30
家に電話を入れる・・中々出ない・・家内・外から走って来て出る。
近況を話す・・・体の具合はどうですか?(膝の事は話してない)
体重は減ったが元気だよ・・あと何日位、懸かるの?
何日か、計算はしていないが・・・もう一息やなあ~。

AM8.00 スタート
岡田さんは、70番さんへと私よりも早くに出発した。

国道11号に出て歩き続けた・・・朝から心経を唱えながら・・・。
昨日の気温は29度、今日の予報も29度・・あるく道路は、もっと
高く成るだろう。
一時間歩いて、十分休むを繰り返す。足に太陽と空気を・・・。
鳥坂まんじゅう店を目指して、ひたすらに歩く・・長い道・・。
AM10.45 やっと饅頭店に到着・・・14KM歩いた・・遅いペースだ。
饅頭を一箱買い、近くの道路脇で休みながら、饅頭を頂いた・・美味しかった。
今日初めての、飲み物を買い飲む・・・今日も大分飲みそうだ。

AM11.00 スタート
歩く・・そして・・歩く・・心経を唱えながら・・車の流れが多い、道の勾配が
段々ときつくなる・・・弥谷山が近くなり、その中腹(200M)に、お寺さんが
ある。昔から死霊の行く山と信じられているそうな・・・。

本で読んでいた「俳句茶屋」に到着、飲み物を頂いた。
同好者の俳句が、一杯張ってあった。
小母ちゃんと話をしたが、残念ながら記録なし。

仁王門を入ると、沢山の石仏を見ながら262段の石段を登った。
私は呼吸も乱れずに登るも、車・マイクロバス等で来られた人達は
フーフ~しながら・・休み休み登る。
崖の所に、石仏が巧く刻まれて居る・・弥陀三尊が印象に残った。
崖の下に、以前は在ったで在ろう「湧水」も、今は涸れていた。

262段を登ると、大きな金剛菩薩像が在り参拝。
そこから108段の石段を上がると大師堂・・更に石段を上がると本堂が
在った。参拝する所が多い。
納経所は、靴を脱いで上がらないと頂けない・・「ビックリ」した。
今迄で初めての事だ。

長い石段を下り・・・俳句茶屋に、小母ちゃんと話す・・牛乳・ポカリ
スエットを買って飲む・・美味しかった。
小母ちゃんに、教えてもらった遍路道で、73番 出釈迦寺さんへ向かう。

(弥谷寺さんの写真、余りにも暗く変なので掲載せず。)
























第六十八番 神恵寺・・・第六十九番 観音寺へと

2006-05-10 16:57:47 | 宗教
PM4.20 68番・69番さんに到着した。

67番さんを、出てから丁度三時間・・68番・69番さんは、同じ境内に
在った。 こんなのってあり~~!!! いっぺんに、二箇所のお寺さん
を、参拝出来るとは、ありがたい。

69番 観音寺さんで、雲辺寺への坂道で一緒した、岡田さんと偶然・・
お会いした!!!。
あの時の、坂井君はどうしましたか?。

岡田さん曰く、坂井君は「水」が無くなり、雲辺寺を目の前にして、もう行け
ないと引き返して行った!!!。
説得も聞き入れずに・・・何十倍も大変な道を選んで・・・・・。

雲辺寺さんには「湧水・トマト」が待っていたのに、残念だったな~~。
彼の、これからの人生を思うと・・・。

観音寺さんの住職に教えて頂いた、「ビジネスホテル若松屋」に二人で向かう。
PM5.10 到着・・築2~3年? 新しい。
部屋は別々にした。 浴室は自室で、洗濯はコインランドリーにて。
夕食は、お遍路の食事では無く、精進料理?
部屋に帰り、ヨーグルト・オレンジゼリー・香園寺で頂いたスナック菓子・
残り物 全部食べたが、腹八分目・・・たまには良いか。

右足の裏が、熊ちゃんと歩いた時に、痛んだ所が痛む!!!。
皮が厚い処なので、豆の様には成らないが?

 *宿泊代 9.240円  少々高い! (69番さん 写真掲載せず)

 *歩いた距離 25.1KM 累計 1.070.5KM
















 

第七十番 本山寺へと

2006-05-10 15:04:16 | 植物
PM1.20 大興寺さんを、スタート。
PM2.15 休憩 足に太陽と空気を・・・。
PM2.40 スタート
坂道を下って行くと、一人の、ご老人と会い話す。
仙人の様な方・・九十三歳・・横に無花果畑・・私が作ったもの・・・。

素晴らしい無花果の木・・こんなに太い木は、初めて見た!!! それも畑で
これまでに育てた話を、お聞きした。
別れの時がやって来た。

と、お爺さん突然に、踊り出した!!!。
  ありがたや~ ありがたや~ ありがたや~
  両手を上げて、手首を回す・・飛び上がりながら・・阿波踊りの様に・・。
  ありがたや~ ありがたや~・・・本当に楽しそう・・気ィ~付けてな~。

 ありがとう御座います。 合掌・・・急に 胸が熱くなった・・。

本山寺さんに到着・・・参拝。
素晴らしいお寺さんだ。美しい仁王門・・重文。
本堂は国宝・大師のブロンズ像は、直立でなく・・歩く姿が印象的だった。

雲辺寺の手前で会った、小型オートバイの青年に、写真をお願いした。


















第六十七番 大興寺へと

2006-05-10 11:14:53 | 動物
AM9.30 大興寺さんへとスタート。
ロープウエイの発着場の横を通って・・・これに乗ったら、一気に麓・・
へ・・・。
遍路道に入る・・・ここからは、下り坂が「これでもか・・これでもか」
と、続いた。
膝が「がく・がく」と笑う・・・以前と比べたら、痛さは嘘の様だ。
AM10.00 休憩 足に太陽と空気を・・・   AM10.10 スタート
AM11.00 休憩 足に太陽と空気を・・・
  岡田さん・坂井君・・・どうしたんだろう?トマトはきっと、喜んで
  食べて呉れたと思う。
  坂井君 あの「湧水」を、むさぼり?・・飲んだ事だろう。
AM11.15 スタート
暫く行くと、今まで続いた下り坂も、終るかと思った時、足元で
かさこそ・・・青大将!!! かなり大きい。
広い道路に、出ちゃ駄目だよと、言って聞かせる。
玉葱の花が一杯に咲いている・・種を採取するためか。

PM12.15 大興寺さん到着 参拝
岡田さんの、小母ちゃんが接待してくれた「おにぎり・トマト」美味しく頂いた。
 南無大師遍照金剛 合掌。