四国の空と海へ

1997.5/3から 四国八十八ヶ所霊場 を巡拝させて頂いた事が
第二の人生のスタ-トに成った。

第八十四番 屋島寺へと

2006-05-24 16:12:11 | 宗教
1997 6/17 (46日目)
AM5.35 起床 体操 朝食・・ある物・牛乳・ハム・ヨーグルト。
朝方、現役時代の飲み会・・・伊倉君の夢を見たが、他の人達も居
たが思い出せない。

AM7.10 スタート
ご主人・小母ちゃんに、親切にして頂いたお礼を、申し上げた。
ご主人、一宮寺まで送りますよと、昨日の車まで案内をしてくれた。

(2006 5/23 ウオーキング途中に、ご主人に乗せて頂いた車と同じ、車に
 出会った!!・・運転席は二人乗り・後部は荷台・車名はハイゼットだった。)

話し好きのご主人、話が止まらない・・・一宮寺え行っても、どうせ国道まで
出るんだから、国道まで送りますよと、スピードを上げた!!!。
ここで良いですの声も、聞こえない振り・・(^-^)・・・。
確かで無いが、三~四キロはあったか?
広い通りの手前で、車を止めて、道成に歩いて行って・・・。
昨夕からのご親切と、此処まで送って頂いた事に、厚く、お礼を申し上げた。

お元気に・・・。 気ィ付けてな~~。目が合った・・ 嬉しかった・・・合掌。
  
* このお遍路では、乗り物には乗らないと、決めて来たが・・・今朝、遍路途中
 で初めて、その「掟」を破ってしまった。
 オッちゃんの、ご接待・・・大師も許して、くれるだろう・・・?。

歩き出す・・・背中が痛い!!! 天罰覿面???

此処で初めて、リュックを前に背負って歩いた・・・背中が痛いのは変わ
らない。疲れが溜まり、睡眠・快癒器だけでは、疲れが取れない。
  
 結願まで、あと一息・・・頑張るぞーーー。

高松市街を目指して、ひたすら歩いた・・・コンビニが、在ったので朝食
を買う。出勤・通学の時間で、人が多い。
栗林公園の横を歩いて行くと、三十歳代半ばの方が、カッコ良い自転車で、
颯爽と通り過ぎる・・・暫く行くと、自転車を止めて待って居る。

挨拶を交わす・・・学校の先生だった・・昨年 十二月~一月で、野宿を
しながら、巡拝をしました・・・凄い・・色々と、話す。
学校に行ってから、スーツに着替えます。
目の綺麗な、先生であった。
千円の、ご接待を受けた・・南無大師遍照金剛・・合掌。
  
別れの時、先生は帽子を脱いだ・・・と、頭は見事に禿げていた!ご免なさい。
四十歳代半ばは、過ぎている?
ラフな格好で、サイクリング車・目が綺麗・颯爽と・・・ありがとう御座いました。

AM8.10 栗林公園で朝食をと思ったが、未だ開園していず、入口の横の二段の
石垣に、腰を下ろして食事にした。
何かを感じて・・・石垣を覗くと、ビックリ石垣の中に、小さい「蛇」!!!!!
席を、ずらして、ゆっくりと食べた。
こんな所で遇うとは!!!・・季節的に、一番多い時なのか?

AM8.30 スタート
高松市街は、整備されて良い街であった。
川には鯔が、数多く泳いでいた・・・ 車も多い・・・。
屋島らしき山が見えて来た。

AM9.30 休憩
家に電話を入れるも留守。

Am9.45 スタート
屋島を目指して・・・心経を唱えながら・・・ひたすらに歩く・・・。
背中が痛い・・・重い・・・リュックを前にするも・・変わらない。
やっと、屋島寺さんの、登り口に辿り着いた。二人の男性が話をしている。
私が、標示板を見ていると、一人の方が来て上に登るんですか?

ええ・・・一緒に登らせて下さい。
こちらこそ、宜しくお願いします。

二人で話をしながら、急な登り坂を一歩一歩・・・踏み締める様に歩いた。
暑い・・汗・・汗・・汗・・。
その方、六十八歳・元NTTの職員・心筋梗塞になり、毎日歩く事にしています。
人間の健康・体力は、歳と共に衰えますネ~。仕方ないですが・・・。

私も、この巡拝の途中で、北海道・札幌市の斎藤さんと言う方が、心筋梗塞に
成られてから、リハビリに歩く事が一番、体に良いと聞き、励行しています。
それで、巡拝に来たそうです。
その方の、心筋梗塞の再発防止のために、朝 起床の前に深呼吸をします。
それは「複式呼吸」で、空気を腹の中に、吸えるだけ吸い続けて・・一杯にする。
そして、その空気をゆっくりと、ゆっくりと吐き出す。
これを、五回繰り返す・・・又聞きですがと、話した。

約二キロ、一度も休まずに・ゆっくりと・呼吸を整えながら・一歩一歩登った。

仁王門の前で、お互いに、ご苦労様でしたと挨拶をした。
別れ際に、その方から、二千円の、ご接待うけた。
 南無大師遍照金剛・・・合掌。