廃線シリーズ第2弾は,旧 狩勝線(北海道の狩勝峠越え。富良野と帯広の間を結んでいたが,1966年廃線)です。
新内駅からの約10Kmが遊歩道として整備されています。
佐幌岳の雄姿を眺めながらのハイキングは格別でした。
ただし,周りには人家もなくて,お馬さんの足跡だけでなく,クマさんの足跡がそこここにあって...襲われても誰も助けに来てくれないんだろうなあ,と思いながら歩いていったのであります。「寂寥感」たっぷりでした。
ともあれ,森のクマさんに出会わなくて何より。
道中には,標識も残っており(草の中に埋もれている...)
煉瓦造りのアーチも健在。タウシュベツのコンクリート造りのものよりまだまだ頑丈そうな感じでした。
そして,廃線後しばらくの間,実験線として使われていた時の遺物,無線鉄塔。脱線事故の研究を行っていて,その時のデータの無線でのやりとりのために使っていたそうだ。これも「廃墟」度が高い建造物で,台風でもくれば解体しそうな雰囲気。
やっぱり北海道の廃線はいい味出しています。
新内駅からの約10Kmが遊歩道として整備されています。
佐幌岳の雄姿を眺めながらのハイキングは格別でした。
ただし,周りには人家もなくて,お馬さんの足跡だけでなく,クマさんの足跡がそこここにあって...襲われても誰も助けに来てくれないんだろうなあ,と思いながら歩いていったのであります。「寂寥感」たっぷりでした。
ともあれ,森のクマさんに出会わなくて何より。
道中には,標識も残っており(草の中に埋もれている...)
煉瓦造りのアーチも健在。タウシュベツのコンクリート造りのものよりまだまだ頑丈そうな感じでした。
そして,廃線後しばらくの間,実験線として使われていた時の遺物,無線鉄塔。脱線事故の研究を行っていて,その時のデータの無線でのやりとりのために使っていたそうだ。これも「廃墟」度が高い建造物で,台風でもくれば解体しそうな雰囲気。
やっぱり北海道の廃線はいい味出しています。
現在、私は廃線直前の路線「のと鉄道能登線」の風景を写真に収めようとしています。この路線跡を、私たちが歩く日がくることのないように願うのみですが…。
北海道では道東へ行くことが多いのですが、やはり廃線と接する機会が多いこともあり、自然の雄大さを感じるのと同時に、感慨深いものがありますね。
自分的には、先の「タウシュベツ橋梁」の他、根北線越川橋梁(第一幾品川橋梁)や湧網線、渚滑線、名寄本線あたりがインパクトありました。
http://bunka7.nii.ac.jp/jp/heritage/detail/133001000328.html
http://shir-etok.myftp.org/page/bunkazai/kosikawa.html
>ambitious-journeyさま
そうですか,能登線,廃線間際なのですか...日常生活に利用されている方々にとっては切実ですね。自動車が普及して,鉄道の利用者が減ったことや過疎化が原因だと思いますが,鉄道の旅には独特の雰囲気と味があるだけに,寂しくも感じます。
>kuniさま
色んな所へ行かれていますね。羨まし~
特に越川橋は,一度も鉄道が通らないまま廃線になってしまったというエピソードが印象的で,是非一度行ってみたいと思っています。
リンク先も素敵ですね。
言葉だけでも、ぐっと感傷的なこのを感じますが、
美しいですね。