vagabond の 徒然なるままに in ネリヤカナヤ

エメラルドグリーンの海,溢れる太陽の光,緑の森に包まれた奄美大島から,乾いた心を瘉す写真をお届けします。

ご当地ナンバー 「奄美」は落選

2005-08-02 23:21:03 | ネリヤカナヤの海・空
全国20地域が手を挙げていたご当地ナンバーに関して,2006年度から18地域で導入することが決まったようです(朝日新聞等)。「奄美」ナンバーは,残念ながら落選!鹿児島県は,奄美群島での「奄美」プレートの使用を求めていたそうですが,国土交通省の示した「自動車の登録数が10万台」との基準を大幅に下回っていたため(登録数・約8万2000台)だそうです。奄美群島では,軽自動車の台数がとても多く,登録自動車の約半数近くが軽自動車だそうで,その辺りの事情も考慮されたのでしょうか(確か,普通自動車と軽自動車とでは,登録事務所が違っていたような…)。

当選は,「会津」,「つくば」,「那須」,「成田」,「豊田」,「鈴鹿」,「堺」等。自動車メーカーゆかりの地も目立ちますね。
落選したのは,「奄美」のほかには,「富士山」(山梨,静岡)だけ。これは,複数の運輸支局の管轄にまたがることが支障となったそうです。
奄美は,他地域と比べても独特の文化圏を構成するだけに,そこを示すナンバープレートがないというのは少し残念な気もします。
私自身も,4月から「鹿児島」ナンバーに付け替えましたが,ほとんど訪れたことのない「鹿児島」ナンバーというのはいつも違和感を感じています。

「平成の大合併」の一環で,2006年3月20日には,「奄美市」が設置されます(名瀬(なぜ)市,笠利(かさり)町,住用村(すみようそん)の合併。)。
それと合わせての「奄美」プレートを望む声が根強かっただけに,関係者は相当落胆されているようですね。
地方だと,『地域振興のためなら できることは全部やる』という雰囲気が強く,たかが自動車のプレートというレベルを超えた問題のようにも感じられます。

因みに,東京近辺だと,「世田谷」ナンバー待望論が根強く聴かれそうですが

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